裏の高速大量回転法

KTK(高速大量回転)法のやり方、習得へのヒント、読んだ本を中心に発信していきます

裏の高速大量回転法おすすめエントリー

KTK(高速大量回転)法の実践家デビっちんです。

 

このブログはKTK(高速大量回転)法のやり方やコツをお伝えしています。

 

KTK(高速大量回転)法って何?、という人は以下の記事で解説しています。

 

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また、KTK法を実践して読んだ本や学びに応用したことを紹介しています。

 

以下のような人が読むと有益です。

  • KTK法を実践している人で習得につまづいている人
  • KTK法に興味がある人
  • 本を効率良くたくさん読みたい人
  • KTK法の考え方を人生に応用したい人

 

上記に当てはまる人は、このブログを上手く活用することで、疑問や悩みやの解消つながると思います。

 

検索窓にKTK(高速大量回転)法のキーワードを入力したり、カテゴリーの一覽も見てみてください。

 

それでは、主なエントリーを紹介します。

 

 

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本を速く読むには「意識の矢印」の向きを変える

本を速く読むには「意識の矢印」の向きを変える

KTK(高速大量回転)法の中で紹介される「意識の矢印」って何?どんな矢印のこと?

 

「意識の矢印」は自分の中にある意識の向きのことで、本を速く読みたければ、矢印の方向を本に向けることが重要なんだ。

 

え?本を読んでるんだから、意識は本に向けているに決まっているよ。

 

実は、本に意識を向けているようで自分自身に向けていることが多いんだ。

 

今回の記事では、「意識の矢印」と読書への応用について解説します。

 

高速大量回転法実践家のデビっちんです。

年間200冊以上の本を読んでいます。

今まで読んだ本はこちら 

デビっちん - 読書メーター

 

あなたの中にある矢印の向きに気をつけるだけで、本を読むスピードも、本から得られるものも変わります。

 

「意識の矢印」の向け方、その比率についてもお伝えしていますので、本を読む際に意識してみてください!

 

 

「意識の矢印」とは、自分の中にある注意の方向

「意識の矢印」は、簡単に言ってしまえばあなたが何に注意を向けているかを指し示すものです。

 

これまで意識することはなかったかもしれませんが、人間は生きていく上で自分の中には常に色々な反応が生じています。

 

読書を例にするならこんな感じです。

  • 評価・判断をしている
  • 記憶を呼び起こす
  • 経験・知識と結びつける

 

本の内容について 良い・悪い、好き・嫌いといった評価や賛同や反論といった判断をしたり、いつの間にか空想に浸って内容そっちの気になっていたり、という経験は誰もが持っているのではないでしょうか。

 

これらの例は、すべて「意識の矢印」が自分に向いている状態です。

 

本を速く読みたいのであれば、自分の反応に引っ張られすぎることなく、本の内容に意識を向ける必要があります。

 

そのための有用なツールが「意識の矢印」です。

 

「意識の矢印」を使うと、意識が、

  • 自分に向いているのか
  • 本の内容に向いているのか

どちらに向いているのかわかるようになり、訓練することでその方向をコントロールできるようになります。

 

詳しくは、こちらの本で解説されています。

  

「意識の矢印」は自分に向かいがち

本を読んでいるとき、「意識の矢印」はどちらに向いているでしょうか?

 

本を読んでるんだから、意識は本に向いているに決ってんだろ!?

バカにすんじゃねーよ!ゴルァ(怒)

 

と思われたかもしれません。

 

しかし、本当に文章に意識が向いているでしょうか?

 

本を読んでいるときに、

  • ここ、何言っているのかわからない
  • 自分はそう思わない
  • こんなの信じられない
  • なんで?そう言えるの?
  • 自分の境遇に当てはめてみると…
  • スゲー!
  • やってみたい!
  • そうなりたい!
  • 悲しいね…

 

と言った感想が頻繁に出てくるのであれば、それは意識が本に向いている状態ではありません。

 

矢印の向きを使って説明すると、「意識の矢印」が自分に向いていると言います。

 つまり、本を読んでいるようで、実は自分の反応ばかりを読んでいたのです。

 

「意識の矢印」はデフォルトで自分に向けてセットされています!

 

速読するには「意識の矢印」を本に向ける

本を読んで何かしらの反応がでるのは当然のことですし、それがないと本を読む意味なんてありません。

 

ただ、速く読みたいときは、自分に向きがちな「意識の矢印」を目の前の文章や本に向けるようにする必要があります。

 

なぜなら、自分の中に出てくる反応にイチイチ振り回されていると、当然ながら目の前の文章への注意は薄れ、読むスピードは遅くなるからです。

 

ここで1点補足があります。

必ずしも、そこに書かれていることに賛成したり、無批判に認めることとは違います。

 

自分が感じること、思うことが色々あっても、その反応を認めつつ、一旦相手の言い分を聞いてみる、受け取ってみる、というイメージです。

 

KTK(高速大量回転)法は、ざっくり止まらずに何度もくり返し読むことで理解を進めていく読み方です。

 

ですから、序盤の回転では「意識の矢印」を本に向けることを意識する、ということです。

 

くり返しになりますが、自分の中の反応は止めることができません。

 

それに引っ張られすぎないようにすれば、本は速く読めるようになるということです。

 

デビっちんの個人的感覚ですが、初めて読む本は「意識の矢印」の比率は、

  • 本:80%
  • 自分:20%

にしていることが多いです。

 

両者の比率が何度も回転する中で徐々に変わっていく感じです。

 

慣れてきたら、「意識の矢印」の太さも変更してみてください。

 

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「意識の矢印」の向き、太さを自由自在にコントロールすることで、本を速く読めるようになるだけでなく、コミュニケーションが円滑になります。

 

もともとは傾聴するための有用ツール

listen

本を速く読めるようになりたい、という想いから「意識の矢印」に出会いましたが、この矢印はコミュニケーションから生まれています。

 

相手の話を聞いているうちに、その内容に反応して自分のことばっかり喋っていたという経験はありませんか?

 

俗に言う、会話泥棒という状態です。

 

デビっちんは、けっこうありましたし今でもたまにあります(苦笑)。

 

人の話を聞くのも、本を読むのも、相手の情報を受け取るという意味では同じです。

 

なので、本を速く読む目的のもと「意識の矢印」の向け方を訓練し、使いこなせるようになれば、自然とコミュニケーション力も向上します。

 

自分の中にある注意の向け方含め、その質を高めるために役立つ本はこちらです。

 

感想・レビュー記事も書いてますので、よかったら読んでみてください!

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それでは今回はこのへんで。

デビっちんでした♪

 

 

【3ステップ記憶勉強術】裏の高速大量回転法的な解説|「適応」x「変異」による創造的プロセス

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3ステップ記憶勉強術を実践しているけれど、何だか進んだ気がしない…

 

やり方はわかっているのに、効果を感じられないのは嫌だよね。3ステップの役割を新たな視点で解説するので、悩んでいる人は参考にしてみてください。

 

KTK(高速大量回転)法実践家のデビっちんです。

年間200冊以上の本を読んでいます。

今まで読んだ本はこちら 

デビっちん - 読書メーター

KTK法で、通関士試験、日商簿記2級に合格できました。 

 

今回、3ステップ記憶勉強術(思い出す→問いに変える→ざっくり読む)の役割を新たな切り口で解説していきます。

  • 思い出す→「適応」
  • 問いに変える→「変異」
  • ざっくり読む→適応と変異の往復運動

 

興味があれば是非チェックして3ステップ勉強術を加速させてください!

 

  

3ステップ記憶勉強術とは?

3ステップ記憶勉強術は、KTK法における必要最小限の行動原理

3stp-study-method

3ステップ勉強術とは

3ステップ記憶勉強術は、「思い出す」→「問いに変える」→「ざっくり読む」のサイクルを回すことで、本やテキストの理解・記憶を加速させる勉強術です。

 

KTK(高速大量回転)法を最小限の行動原理に落とし込んだ、シンプルかつ美しいサイクルです。

 

素晴らしい理論は短く美しい!

 

KTK(高速大量回転)法とは

KTK(高速大量回転)法は、「いい加減で忘れっぽく、失敗しやすい」という脳の仕組みに適した読み方で、速く何度もくり返す(大量回転する)ことで記憶や理解を進める方法論です。

 

詳しくは、下記の記事で解説していますので参考にしてみてください。

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「3ステップ記憶勉強術」裏の高速大量回転法的な役割の捉え方

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3ステップ勉強術は、「思い出す」→「問いに変える」→「ざっくり読む」のサイクルを回すことでした。

 

シンプルな考え方なので、すぐに実践できます。

一方で、進んだ気がしないという声を聞くことがあります。

 

そんな悩みがある人は、各プロセスの役割を捉え直してみましょう。

  • 思い出す→「適応」
  • 問いに変える→「変異」
  • ざっくり読む→適応と変異の往復運動

 

それぞれ解説していきます。

思い出す→「適応」(Why)

「思い出す」をという「適応したか確認する」と捉え直してみましょう。

 

「思い出す」という言葉だと、この行為の目的は記憶の定着と考えてしまいがちです。

 

そこで、「どんな適応ができたか確認する」に言葉を変えると、記憶した・記憶していない、だけでなくKTK(高速大量回転)法で頻繁に出てくる「なじむ」という側面にピッタリです。

 

その回転、どんな適応ができた?

 

問いに変える→「変異」(How)

「問いに変える」を「どうやって変異を生じさせられるか確認」するに捉え直してみましょう。

 

変異を生じさせられないか?と言葉を変えると、色々な問いが生まれやすくなります。

 

わかったつもりを崩すための記事も確認してください。

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次の回転、どう変化を生じさせよう?

 

ざっくり読む→「適応」と「変異」をすばやく往復させる

「変異」で回転に変化を起こし、その問いに対する「適応」で自身の反応を観察していくこと、その両者をつなぐのが「ざっくり読む」です。

 

目標や目的に向かって、変異に対する適応をくり返していくことで徐々に洗練されていきます。KTK(高速大量回転)法で言うところの、深く細かく読んでいけるようになります。

 

3ステップ記憶勉強術は生物進化をベースにした創造的なプロセス

「適応」と「変異」の考え方は、『進化思考』という本から気づきを得ました。

 

『進化思考』では、偶発的なエラーの発生と、それに適応するための変化が生物進化のプロセスであり、創造的な思考も同じであると提言されています。

 

 

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『進化思考』との共通点を考えると、3ステップ記憶勉強術は生物進化をベースとした創造的な勉強術だとわかります。

 

3ステップ記憶勉強術の理論の素晴らしさを実感できたところで、行動しての悩みに対する解決法をお伝えします。

 

3ステップ記憶勉強術を実践しても効果を感じられない人への処方箋 

毎回3ステップを意識しなくてOK

真面目な人ほど、3ステップの各サイクルを必ず実施しているかもしれません。

 

資格試験の勉強において、「思い出す」は是非とも毎回の読みで習慣づけたいものですが、「問いに変える」は必ずしも毎回のサイクルに必要ではないです。

 

資格試験の勉強開始時は知らない言葉も多く読むだけでも大変です。学習初期は適応のサイクルに比重を傾け、特に「なじむ」ことを中心に回転させましょう。

 

言葉になじみ、楽に読めるようになってきたら「変異」を生じさせましょう。

急ぎすぎる変化には適応にも時間がかかります。

 

適応と変異、どちらのために回転させているか意識する

ただただ、思い出し、問いに変え、ざっくり読んでも進んでいる気がしない人は、

今の回転は「適応」と「変異」、どちらに主軸をおいているかを意識しましょう。

 

3ステップ記憶勉強術は、思い出す→問いに変える→ざっくり読む、が1つのサイクルですが、1連のプロセスを同時にやるのは初学者には難しいかもしれません。

 

学習初期の段階では各プロセスを個別に練習し、慣れてきたら1つなぎのサイクルにして勉強を加速させましょう。

 

慣れてくると、思い出しながら自然と問いがたって、気になるところを読みたくなります。

部分の練習をして実践の形につなぎましょう!

 

おわりに

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今回の記事では3ステップ勉強術の簡単な概要と、裏の高速大量回転法的な各プロセスの役割を説明しました。それを踏まえ3ステップ勉強術が進まないと感じている人に対する解決法をお伝えしました。

 

3ステップ勉強術を具体的に知りたい方は、以下の書籍を参考にしてください。

シンプルかつ美しい理論の詳しい説明や実践時の具体例も記載されています。

 

「適応」X「変異」の創造的プロセスの詳しい解説は、以下の書籍を参考にしてください!

  • 生物進化のプロセスと創造的プロセスの相似性

  • 意図的に変異を起こす方法
  • 適応する際に位置づけられる4つの分野等

読んでいてワクワクしっぱなでした。

豊富なワークも◎

2021年に読んで面白かった本のベスト5に入る本です(^^v

 

それでは今回はこのへんで!

デビっちんでした♪

 

高速大量回転法とは? 概要と具体的なやり方の手順|実践時に意識しておきたい3つのことを解説

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高速大量回転法、KTK法っていう方法があるって聞いたけど、どんな方法なのかな?

 

KTK(高速大量回転)法に興味を持つとは素晴らしい!今回、KTK(高速大量回転)法の概念を簡単に説明するね。

 

KTK(高速大量回転)法は、トレスペクト教育研究所代表の宇都出雅巳先生によって考案された学習方法です。

 

KTK(高速大量回転)法とは

KTK(高速大量回転)法は、「いい加減で忘れっぽく、失敗しやすい」という脳の仕組みに適した読み方で、速く何度もくり返す(大量回転する)ことで記憶や理解を進める方法論です。具体的には、わからないところで止まらずに、何度もくり返して読むことで、全体から文脈の力を活用して細かな知識までを効率的に取り入れることができるようにする読み方、勉強方法です。

宇都出先生は50歳を超えて公認会計士試験に挑戦し、2021年に合格しました。

 

KTK(高速大量回転)法実践家のデビっちんです。

年間200冊以上の本を読んでいます。

今まで読んだ本はこちら 

デビっちん - 読書メーター

KTK法で、通関士試験、日商簿記2級に合格できました。 

 

今回、KTK(高速大量回転)法の読み方の手順と実践時に意識しておきたい3つのことを説明していきます。

  • ゆっくり・じっくり読むから理解できる「精読幻想」を手放し、飛ばし読みでも理解できることに納得する
  • ただ回転させていれば理解・記憶が進むわけではない
  • KTK法は読み方のツールの1つ

 

興味があれば是非チェックして実践してみてください!

 

  

KTK(高速大量回転)法とは?

大量のくり返しによる「ストック」を活用した効率的な学習法

高速大量回転法って、どんな方法なの?

 

大枠からとらえ、わからないところで止まらずに読みながら(飛ばし読みしながら)、くり返し読む中で、だんだんと深く、細かく理解していく読み方です。

 

わからないところで止まらずに、くり返し本を読むようにすると、

止まらないから速く読める=高速

同じ時間で何度もくり返し読める=大量回転

となります。

 

本を読むと、その情報が知識や経験として記憶に残ります。

宇都出先生はこれらを総称して「ストック」と呼んでいます。

 

「ストック」

知識・情報・経験などのこと

 

この「ストック」が新たに本から得た情報と結びつくとき、理解の進みや記憶を定着させる手助けとなります。

 

要するに、KTK(高速大量回転)法とは、「ストック」の力を有効活用して効率的に本を読んでいくための方法です。

 

本を読むのが速い人や多読家の人は、この「ストック」が膨大にあるために本を速く読むことができるのです。決して、目の動きが速いから、頭の回転が速いから、速く読めるわけではないのです。

 

実際に、野球に興味がある人は野球の本を読むのが速いです。また、サッカーに興味がある人はサッカーの本を読むのが速いですよね。

 

知っていることは速く読めるし理解できるのです。

 

逆に考えると、「ストック」がないと速く読むことはできないんだね。

自分の興味がない分野の本を読むときは遅くなりますし、そもそも読む気にさえならくなります。誰しも一度は経験したことありますよね。 

 

「ストック」を効率的に蓄えるためには、全体像をとらえ、その文脈を活用していくのが効果的です。

KTK法のメカニズムを見ていきましょう!

 

全体の文脈を最大限活用することで、物事の理解が進むプロセスが加速する

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物事の理解は、自分がすでに知っている情報と新しい知識が結びついたときに進みます。

 

自分が持っている膨大な「ストック」の中から新たな情報や知識に関連する「ストック」をピックアップして用意できれば理解しやくすくなります。そこで、タイトルや目次、見出し、太字をくり返し飛ばし読みし、全体の文脈をとらえることを優先します。細かい部分の理解は後回しです。

 

つまり、全体像の把握や見出しや太字から読むことで本に馴染み、その文脈を活用することで、だんだんと深く細かい部分の理解を加速させます。

 

続けて、もう少し具体的にKTK(高速大量回転)法 の読み方を見ていきましょう!

 

KTK(高速大量回転)法の具体的な読み方

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KTK(高速大量回転)法は文章を初めから順番に読んでいくのではなく、イメージ図のように、目次、まえがき/あとがき、見出し・太字、本文の順に読んでいきます。

 

全体の大枠をとらえ、その文脈を利用しつつ、だんだんと深く、細かく理解していく読み方だからです。

 

わからないところで止まらずに「また読むから」という考えでくり返し読むので、途中で挫折することがなくなります。

 

結果的に気楽に速く読むことができます。

 

それでは目次の読み方から具体的に見ていきましょう。

 

目次を回転させる

目次を読み込むという行為は、高速大量回転法を成功させる大切なステップです。

 

なぜなら、目次には、その本の見出しがまとめて書かれているため、本の全体構造を把握するのに大変役立つ材料だからです。

 

目次=本の「地図」です。

 

まずは目次を5回転、10回転させ本の全体構造をつかみましょう。

 

目次だけであれば文字量もページ数も少なく、文章量に圧倒されることもありません。

 

一方で、集約された情報は抽象的で何を言っているかよくわからないことも多いです。

 

なので、何となくこんな感じで文章が展開していくんだなー、とか、こんなことを言いたいんだなー、といったイメージを持てればOKです。

 

以下の記事で具体的に解説しています。

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全部わかろうとしなくて大丈夫です。

どうせこの後本文を読んでいくんですから。

 

この時点で大事なのは、全体像の把握です!

 

本文を読んでいってよくわからなくなったら、目次に戻って全体のどの位置づけの内容なのか確認しましょう。それだけで理解が進みやすくなりますし、誤読する確率を減らせます。

 

また、本のカバーを外しておくとパラパラと回転しやすくなります。カバーのズレはささいなことですが、意外と注意力を持っていかれます。本の内容以外へ費やされるエネルギー消費を少なくする仕組みにして、回転の効率を高めましょう。

 

宇都出先生は、ハードカバーの表表紙・背表紙をカッターで切り落とすことを推奨してます。

 

僕はそこまではやってません(笑)

その方が断然読みやすいとは思ってますが、本の表紙を眺めながら内容を思い出すのも好きなんですよね

 

目次がない本は、そこでの回転を諦めて、まえがき/あとがきに進みましょう。

 

まえがき/あとがきを回転させる

目次を回転させて全体構造が朧気ながら把握できたら、次はまえがきとあとがきを回転させていきます。

 

まえがき/あとがきでは、各章の位置づけや本全体の展開が解説されていたり、著者の想いや核心、バックグラウンドが記載されていて、本全体の背景に描かれている知識を取得できます。

著者の文体に慣れたり、その本に馴染みやすくなる側面もあるよ

 

余裕があれば、ここで再度目次の回転をしてみてください。

前よりも本全体の流れが理解でき、少しくっきりしてイメージできるようになります。

 

ここまで、本の最初と最後しか読んでいませんが、なんとなく著者が伝えたいことがわかってきのではないでしょうか?

次から本全体を使って読んでいく工程になります。

 

見出し・太字を回転させる

目次で本全体のイメージ、まえがき/あとがきで著者の想いや背景知識を取得できたら、次は見出しや太字を中心に回転させていきます。

 

目次で一度みている見出しが本全体の中に配置され、太字や図・表などともつながって目次だけの回転よりも読む意欲が高まったり、本との馴染みが深まります。

 

本をパラパラめくっていく工程は、傍から見るとちょっとカッコいい!

  

いきなり本文を読んでいっても良いのですが、途中でよくわからないところが出てきたりすると頭がいっぱいに感じて読む気がなくなったり、たとえ読めても理解するまでに時間がかかります。

 

例えば、ホールケーキを作る映像を思い浮かべてみてください。

スポンジケーキに生クリームを塗る工程では、一番最初に塗ったところを起点に均一にしていっているわけではないです。

 

まずは、全体にクリームを塗布し、全体の厚みのバランスを考えながら色々な場所を塗っていくのが効率的ですよね。

最初のところからキレイに塗っていったら時間もかかるし、だんだんと厚みが違ってきたりして上手くできないばかりか、イヤになってしまいます。

 

下記記事では、ケーキ作りの他の例えとして、ジグソーパズルやデッサンに例えて、KTK(高速大量回転)法の読み方を解説しています。

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本文を読んでいく

目次、まえがき/あとがき、見出し・太字を回転して、本を読む前よりは「ストック」が増え、最低限の準備はOKです。

 

待ちにまった、本文を読んでいきましょう。

最初から読んでも良いですし、気になったところから読んでみてもOKです。

 

本文も素早く、流すように読んでいきます。

読むというよりは「目を通す」といった表現の方が適切かもしれません。

また、本文の内容をしっかりと理解しようという義務感は手放しましょう。

 

なぜなら、今理解できないのは、今回のタイミングでは「ストック」と本の情報がむすびつかなっただけだからです。

どうせ本文も何回もくり返して読むのですから次回以降の回転で理解できればOKと考えましょう!

 

大事なのは、理解できないところで止まらず、なるべく速く、何度も目を通すことが大切です。

 

KTK法(高速大量回転)法
  • 高速=止まらないから速く読める
  • 大量回転=同じ時間で何度もくり返し読める

 

内容がよく分からないと感じたら、見出しや目次に戻ってみてください。「ストック」が変化して、次に読むときに理解できる可能性が高まります。

 

本文に目を通し、読みたいところを読み、わからなくなったら見出し・目次を読み、また本文に戻る、というサイクルをくり返していくのがKTK(高速大量回転)法の具体的な読み方になります。

 

KTK(高速大量回転)法実践時に意識しておきたい3つのこと 

ゆっくり・じっくり読むから理解できる「精読幻想」を手放し、飛ばし読みでも理解できることに納得する

「本は、ゆっくり・じっくり読むことで理解できるものだ」

 

ゆっくり・じっくり時間をかけて読むことで理解できた経験は誰しもあると思います。

また、ざっと飛ばし読みしたことで記憶が朧気だったり誤った理解をして失敗してしまった経験も多いことでしょう。

 

これらの体験が強烈な印象を残しているせいで、本は、ゆっくり・じっくり読むべきものだと思われているかもしれません。

 

宇都出さんは、このことを「精読幻想」と呼んでいます。

 

一方で、読んだ部分の内容がしっかり理解できたり、記憶できていなかったことを経験しているのも多いのではないでしょうか

 

精読・熟読も読書の手段の1つとして大切ですが、KTK(高速大量回転)法を実践する場合は「精読幻想」を一度手放し、マインドを書き換える必要があります。

 

なんとなくわかった気がするけど、やっぱり飛ばし読みは……

飛ばし読みしても理解できる理由を下記記事で解説しています。

www.kousokutairyoinfo.com 

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飛ばし読みできる理由に納得したら、どんどん回転させましょう!

ただ回転させていれば理解・記憶が進むわけではない

image-of-KTKmethod

目次、まえがき/あとがき、見出し・太字、本文、それらを複合して高速に(止まらずに)くり返し大量に読んでいくことのがKTK(高速大量回転)法です。

 

特別に難しい技術を必要とせずシンプルな手順なので気軽に実践できますが、一方で、ただ単にパラパラと本をめくっていても理解や記憶が進んでいる実感を得られる人が多いと聞きます。

 

それこそ100回回転したのに「何も変わったきがしない」という声を聞いたことがあるよ。

 

大事なのは、未知の知識と自身が持つ「ストック」を共鳴させることです。

 

そのために、次のプロセスを意識して回転させていきます。

 

思い出す・問いに変える・ざっくり読む

 

何を読んだのか思い出し、それってどういうこと?かと問いを立て、本文の中からその答えを見つけていくプロセスをくり返します。

「思い出す・問いに変える・ざっくり読む」3ステップのプロセスが具体的に説明されている本がこちらです。

 

KTK法の3ステップを理解したら、回転の質を高めるためにセンス・オブ・ワンダーを意識しましょう!。

 

センス・オブ・ワンダー

美しいもの・未知なるもの・神秘的なものに目を見張る感性

 

「わかったつもり」にならないために、下記記事も参考にしてみてください!

www.kousokutairyoinfo.com

 

KTK(高速大量回転)法は読み方のツールの1つ

KTK(高速大量回転)法の理論に納得して実践していくも、中々上達している実感が得られないことがあるかもしれません。

 

僕も同じで、読み初めはそうでした。

 

KTK(高速大量回転)法を実践し始めた時の体験を以下の記事で解説しています。

www.kousokutairyoinfo.com

 

今振り返ってみると、KTK(高速大量回転)法を実践し始めの当初は、部分的に取り入れて自身の反応を観察するのが良いのかなーと思っています。

 

なぜなら、KTK(高速大量回転)法は絶対なものではなく、読書の1つのツールだからです。

 

KTK(高速大量回転)法を実践することで、忙しい現代社会で効率的に学習を進めることが可能です。

 

しかし、何十年と身体に染みついた従来の読み方から一瞬でシフトするのは大変です。

 

人によっては、やっぱり合う合わないもあると思います。

 

なので、KTK(高速大量回転)法を実践し始めの当初は、部分的に取り入れて自身の反応を観察してみてください。

 

その考え方と実践方法を以下の記事で解説しています。

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おわりに

今回の記事ではKTK(高速大量回転)法の概要と、具体的な読み方を解説しました。

KTK(高速大量回転)法とは

KTK(高速大量回転)法は、本をわからないところで止まらずに、何度もくり返して読むことで、本から知識を効率的に取り入れることができるようにする本の読み方、勉強方法です。

目次、まえがき/あとがき、見出し・太字の流れで、全体から部分の順に「ストック」を蓄えてから本文を読み始めます。

本文に目を通し、読みたいところを読み、わからなくなったら見出し・目次を読み、また本文に戻る。

というサイクルをくり返していくのがKTK(高速大量回転)法の具体的な読み方になります。

 

実践時に意識しておきたい3つのこともお伝えしました!

 

KTK法実践時に意識しておきたい3つのこと
  • ゆっくり・じっくり読むから理解できる「精読幻想」を手放し、飛ばし読みでも理解できることに納得する
  • ただ回転させていれば理解・記憶が進むわけではない
  • 読み方のツールの1つ

 

まとまった時間がなくても学習できる、忙しい現代社会で役立つ1つのツールだと思いますので、興味があったら是非実践してみてください^^

 

KTK(高速大量回転)法をもっと具体的に知りたい方は、以下の書籍がおすすめです!

 

 

 

それでは今回はこのへんで!

デビっちんでした♪

 

 

【高速大量回転法は】日本語入力方式の革命、親指シフト【読み方の革命】

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 高速大量回転法の実践家デビっちんです。

 

KTK(高速大量回転)法もそうなんですが、物事の効率化や仕組み化に興味があります。

このブログもそうですが、仕事上も含めて考えると1日の中でタイピングをしている時間はめちゃくちゃ多いです。そして、読者のみなさんも1日の中で文字を書く、入力する時間が多いという人はそれなりの数いるのではないでしょうか。

 

KTK(高速大量回転)法と同じく、文字入力も効率的に行うことができれば人生豊かになると感じて、マスターしたのが「親指シフト」という入力方法です。

読むことについての革命が高速大量回転法だとしたら、書くことについての革命が親指シフトです。

 

今回「親指シフト」についてお伝えします。 

 

前半は親指シフトのメリットを記載していますが、後半の習得プロセスにはKTK(高速大量回転)法をマスターするヒントになるかもしれません。 

 

そもそもキーボードのタイピング速度が遅い人にはこちらの講座がオススメです。

僕もこちらから学びをスタートしました!

https://online.pc5bai.com/u/typing/3676 

 

 

日本語入力方式の革命、親指シフトとは

最近ではスマホで何でも済ませることが多くなってきたのかもしれませんが、多くの文字を生産する場合はパソコンでの入力が勝ります。

 

そして、多くの人はローマ字入力方式で文字入力をしています。

 

親指シフトは、ローマ字入力ともカナ入力とも違う、それらよりも速い入力方法です。

親指シフトと言われる所以は、両手の親指のどちらかと一緒にキーを打鍵することによります。

 

昔は専用のキーボードが必要だったみたいですが、現在はパソコンにプログラムをインストールすることで誰でも親指シフト入力をすることができます。

 

日本語の文字入力が劇的に速くなる 

ローマ字入力よりも打鍵数が少なく、カナ入力よりも狭い範囲で、日本語を50音のままタイピングできる入力方法が親指シフトです。

 

具体的な文章で説明します。

「高速大量回転法」とタイプするのに、ローマ字入力ではこちらのようになります。

 

kousokutairyoukaitennhou     (24文字) 

 

親指シフトではこんな漢字です。

こうそくたいりょうかいてん (12文字)

 

ローマ字入力でのタイプ数は、24回です。

親指シフトでは12回と半分で済みます。

ローマ字入力と比較して、親指シフトでの入力では約1.7倍速くなると言われています。

 

著名な方ですと、効率的な仕事術で有名な勝間さんは親指シフターのようです。

こちらの本に親指シフトの記載があります。

年収10倍アップ勉強法 無理なく続けられる

年収10倍アップ勉強法 無理なく続けられる

 

また、名探偵コナンで有名な作家の青山さんも親指シフターだと思います。

漫画の中に親指シフト専用キーボードの描写がありましたから。

 

ストーリーが面白いだけでなく、細部にめちゃくちゃこだわっていますね。

 

身体的負担が軽減する

入力タイプ数の違いが約半分ということは、それは即ち身体への負担も約半分になるということです。

 

タイプ数が減るので指が疲れにくくなりますし、入力時間も少なくて済むので目も疲れにくくなります。

 

入力が速くなり、身体への負担も減るという入力方法があるんです。

 

親指シフトの取得には脳の思考回路を書き換える必要がある

上記のようなメリットがある「親指シフト」ですが、習得するためにはそれなりの訓練が必要です。

 

具体的には、ローマ字入力とは違ったキーボード配列を覚える必要があり、それを無意識にタイプできるようにならなければなりません。

 

やっかいなのは、ローマ字入力が体に染みついてしまっているということです。

 

例えば、「こ」という文字を親指シフト(NICOLA配列)で入力するには、「R」のキー1文字を打鍵します。

しかし、そのことを頭でわかっていても、親指シフトの入力に慣れないうちは、自然と「K」「O」と体が勝手にキーを打鍵してしまうのです。

 

この感じは、KTK(高速大量回転)法を学んでいたときと同じ感覚でした。

よくわからなかったり、がんばっているな、と感じたら、さっさと飛ばして次に行けばよいのですが、KTK(高速大量回転)法の読み方に慣れないうちは、止まってじっくり読んでしまうんですよね。

 

逆に考えると、親指シフトを習得できたら、KTK(高速大量回転)法もマスターしやすいはずです。なぜなら、KTK(高速大量回転)法は、読み方が変わったかどうか目に見えてわかりませんが、親指シフトはディスプレイに表示される文字というフィードバックを得られるからです。

 

デビっちんは、高速回転法から親指シフトの順でしたが、今からKTK(高速大量回転)法を学ぼうと思ったり、その習得に悩まれている人は親指シフトに挑戦してみてください。

 

日本語入力の生産性が高まることで時間が捻出でき、身体的な負担を軽減することでフレッシュな状態でKTK(高速大量回転)法を学べるということです。 

 

<参考>親指シフト練習サイト 

僕は、ひたすら独学で文字入力のトレーニングをしましたが、今は便利なサイトがあります!

 

forum.pc5bai.com

 

でびっちんも挑戦してみましたが、本当に良いサイトです。

文字の入力配列から練習まで完結できる内容でした。

 

ゲーム感覚で挑戦できることもあり、成長していることを実感できて良いです。

 

こちらのサイトで学べば、独学でやるよりも数倍、いやいや、数百倍のペースで親指シフトを学ぶことができることを確認できます。

 

https://forum.pc5bai.com/promotion/oya/deviching/  

 

まとめ

日本語入力方式に、「親指シフト」というの革命的な入力方法があります。

親指シフトは、ローマ字入力よりも速く、身体的な負担が少ないです。

習得するには、脳の思考回路を書き換える必要がありますが、そのプロセスはKTK(高速大量回転)法の習得に役立つ可能性があります。

 

親指シフトに今すぐ挑戦したい方はこちらから!

https://forum.pc5bai.com/promotion/oya/deviching/  

 

そもそものキーボードタイピング速度が遅い人はこちらから!

https://online.pc5bai.com/u/typing/3676 

 

 

 

それでは今回はこのへんで。

デビっちんでした♪

イメージ記憶法の実践例【数字変換記憶法】| 易経64卦を順番通りに記憶する

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どうしても覚えたいことがあるんだけど、くり返すこと以外に気楽に覚えられる方法はないかな?

 

イメージ記憶を使うと楽に覚えられるよ。

 

イメージ記憶って、場所とか使って覚えるやつだよね?

 

今回は順番も含めて覚えたいんだけど…。

 

イメージ記憶の一種で、数字変換記憶を使うのが効果的だよ!

 

KTK(高速大量回転)法実践家のデビっちんです。

年間200冊以上の本を読んでいます。

今まで読んだ本はこちら 

デビっちん - 読書メーター

KTK法で、通関士試験、日商簿記2級に合格できました。 

 

KTK(高速大量回転)法についてはこちらで記事にしています。

知っている人も読んでみてください!

www.kousokutairyoinfo.com

 

今回、イメージ記憶の実践として、数字変換記憶法について説明していきます。

 

数字変換記憶とは、数字をイメージ化して覚えたいことと結びつけて記憶する方法です。具体的な数字と一緒に覚えたいときや、紛らわしい数字、数字の羅列を記憶したいときに効果的な方法です。今回は易経64卦を順番含めて記憶することを例にして解説します。

 

興味があれば是非チェックして実践してみてください! 

 

イメージ記憶法

イメージ記憶法とは、場所や物など写真や動画などを活用して、映像として記憶に残す方法です。

 

今回は数字変換記憶法がメインですが、基本となる基礎結合法から説明します。

 

基礎結合法

自分の身近にある忘れないものを基礎にして、その基礎に覚えようとするモノを結合して記憶する方法です。

 

小学校のときの通学路や友達の家までの経路は今でも記憶に残っていないでしょうか?

 

多くの人が家を出てから家が何件あって、信号が何個あって、というように細かく記憶に残っていると思います。

 

その場所に記憶したいことを並べて結合させていくと簡単に覚えることができます。

 

通学・出勤経路の他に体の部とかも忘れない基礎になります。

 

KTK(高速大量回転)法では、『合格る技術』で、目次イメージ記憶で出てきました。

『合格る技術』では、場所に記憶したい目次の項目を置いていって記憶することが記載されていました。

 

記憶に残りやすい「場所」の特性を活かした記憶法です。

 

基礎結合法について知識を深めたい方はこちらをどうぞ

数字変換記憶法 

数字変換記憶法は、数字そのものをわかりやすいイメージに変換して、それを基礎的な場所として活用する記憶方法です。

 

なので、数字をイメージに変換した基礎表を新たに用意する必要があります。 

 

既に記憶にある忘れない場所を利用して順番通りに覚えていけば良いのでは?

 

と思われるかもしれませんが、今回は順番も一発で出てくるようにしたいので数字イメージ記憶法を活用します。

 

例えば、34番目のものは何?と聞かれたときに、基礎結合法だと最初から順番に辿っていけば思い出せます。しかし時間がかかりますし、途中で何番目か混乱しやすいです。

 

数字は語呂合わせで覚えるのも楽じゃない?

 

語呂がきれいに浮かぶときは効果的ですが、すべて語呂でやろうとすると曖昧になったり語呂自体が浮かばなかったりします。

 

僕も経験があります…

 

なので、どんな場面でも対応できるように汎用性があるのが数字変換記憶法です。

 

数字記憶変換法のやり方

 

数字記憶変換法の手順
  • 数字を変換した基礎表を用意する
  • 記憶したい項目と変換した数字イメージを結びつける

 

デビっちん用 | 数字イメージ変換のための基礎表

デビっちんが準備した数字変換イメージです。 

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今回は易経64卦を覚えることが目標なので、1~64までの数字を記載しました。

実際には、00~99番までの100個用意して日々活用しています。

 

画像だと見にくいかもなので、テキストでも横に並べて記載しておきます。

 

ワ行:

(ワンタン)(00)、ワイン(01)、ワカメ(02)、ワサビ(03)、ワタアメ(04)、ワナゲ(05)、ワッペン(06)、ワマワシ(07)、ワヤク(08)、ワリバシ(09)

 

ア行:

アンパン(10)、アイス(11)、イカ(12)、アサガオ(13)、イチゴ(14)、イヌ(15)、アヒル(16)、ウマ(17)、アユ(18)、アリ(19)

 

カ行:

キンギョ(20)、カイ(21)、カキ(22)、カサ(23)、カタツムリ(24)、カニ(25)、カバ(26)、カマキリ(27)、ガヨウシ(28)、カラス(29)

 

サ行:

サンタクロース(30)、サイ(31)、サカズキ(32)、サザエ(33)、サターン(34)、スニーカー(35)、サバ(36)、サメ(37)、サヤエンドウ(38)、サル(39)

 

タ行:

タンス(40)、ダイコン(41)、タカ(42)、ターザン(43)、タタミ(44)、タヌキ(45)、タバコ(46)、タマゴ(47)、ツユクサ(48)、タラコ(49)

 

ナ行:

ナワ(50)、ナイフ(51)、ナガグツ(52)、ナス(53)、ナタ(54)、ナノハナ(55)、ナベ(56)、ナマズ(57)、ナヤ(58)、ノリマキ(59) 

 

ハ行:

バイク(60)、ハガキ(61)、ハサミ(62)、バター(63)

 

数字イメージの並び順は、下で解説しています。

 

数字イメージ記憶の基礎表は作成し記憶するまでが一苦労ですが、一度作れば生涯に渡って活用できるので徹底的に作り込みましょう。

 

数字イメージ変換基礎表の解説

数字イメージ変換表の内容について解説します。

 

文字を数字に置き換えたマトリクス

数字の「1」をア行、「2」をカ行、「3」をサ行といった感じにしてマトリクスを作成しています。

 

「あいうえお」はすべて1、「かきくけこ」はすべて2を表していて、横軸と縦軸の交点の数字をイメージ化しています。

 

例えば、横軸がナ行(5)、縦軸がカ行(2)の場合、ナガグツ(52)となります。

 

ワ行から始まるのは、ア行を「1」として設定しているからです。

 

最初の2文字だけが数字を表している

どんなに長い文字数の言葉でも、最初の2文字だけが数字を表していて3文字目以降は無関係となります。

 

例えば、「31」はサイ、「32」はサカズキで、最初の2文字が数字を表しています。

 

なので、ご自身で表を作る際は、「31」はサイフ(財布)でもいいわけですし、スイカ(西瓜)、サエバリョウ(冴羽獠)でもOKです。

 

自分で素早くイメージできたものに特定するのが目的です!

 

3桁以上の数字は2桁に区切って考える 

数字イメージ変換表は0~99の100個の数字を置き換えた表になります。

 

3桁以上の数字を言葉に置き換える場合は、2桁に区切って活用します。

 

例えば、円周率3.1415926~を覚えたいときはこんな感じです。

 

31 / 41 / 59 / 26 ~

サイ、 ダイコン、ノリマキ、カバ、~

サイのお尻から大根が出てきて、大根の葉っぱに海苔巻が乗っていて、海苔巻の中からカバが出てきて、カバ~

 

このように数字を区切って、そのイメージを結びつけるようにします。 

 

次はタイトルにある易経64卦の名称と数字イメージの結びつけの実践例です。

 

【実践例】 易経64卦の数字変換記憶

易経とは

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易経は図のように「8卦×8卦の64の卦」で構成されていて、陰と陽に分かれた2つの元素の対立と統合によりこの世の万物の移り変わりを説いている東洋の叡智と言われています。

 

人生で遭遇するであろう事象や占いで活用されています。

 

易の本は多数出版されていますので、1冊だけ紹介します。

 

易のマトリクスは、横軸の文字→縦軸の文字の順に交点をみれば先頭2文字が確定するので、卦の名称を覚えるのに効果的な図です。

 

例えば、縦軸「火」→横軸「山」だと「火山旅」になります。

 

マトリクスは易の卦の名称を覚えるには効率的でしたが、後から順番も覚える必要があることに気づき、ここに卦の順番を入れるとグチャグチャして見にくくなります。

 

そこで、数字イメージ変換記憶法を使って64卦の順番を使って覚えようと試みました。

 

今回、数字イメージ卦の名称の先頭から2文字を除いた言葉をひっかける形で活用しました。

 

面白おかしいイメージでの結びつきほど記憶に残りやすいです!

 

以降が、実際に数字イメージ記憶を活用した六十四卦を順番通りに記憶する実践例です。

  

上経(#1~30) 

1:乾為天(けんいてん)

ワインを飲む太陽

 

乾為天は太陽なので、太陽がワイン(01)を飲む、というイメージです。

 

2:坤為地(こんいち)

ワカメを食べる大地 

 

坤為地は大地なので、大地がワカメ(02)を食べる、というイメージです。

 

3:水雷屯(すいらいちゅん)

ワサビを食べる雀

 

屯を連想できる雀(スズメ)(03)と結びつけました。

 

4:山水蒙(さんすいもう)

ワタアメを食べて朦朧とする牛

 

蒙を連想できる朦朧とモー(牛)とをワタアメ(04)を結びつけました。

 

5:水天儒(すいてんじゅ)

輪投げをしている孔子

 

儒を連想できる偉人の孔子が子供遊びの輪投げ(05)を結びつけました。

 

6:天水訟(てんすいしょう)

ワッペンつけて訴訟に行く  

 

訟を連想できる堅苦しい場面の訴訟にワッペン(06)つけていくの?というイメージです。  

 

7:地水師(ちすいし)

輪回ししている師匠 

 

師を連想できる偉いはずの師匠が、子どもみたいに輪回し(07)しているイメージです。

 

8:水地比(すいちひ)

和薬を飲むフィリピン人

 

比を連想できるフィリピン人なのに、和薬(08)を飲む意外なイメージです。

 

9:風天小畜(ふうてんしょうちく)

割り箸が小さい家畜にぶっ刺さった 

 

何かが刺さるイメージは強烈に印象に残ります。

 

10:天沢履(てんたくり)

アンパンを食べる履歴書 

 

履を連想できる履歴書がアンパン(10)を食べる擬人イメージです。

 

11:地天泰(ちてんたい)

アイスを食べて天下泰平

 

泰を連想できる泰平とアイス(11)を結びつけました。

 

12:天地否(てんちひ)

 イカを食べてはダメ

 

否を連想できるダメとイカ(12)を結びつけました。

 

13:天火同人(てんかどうじん)

アサガオの中から同人誌が出てきた

 

同人を連想できる同人誌とアサガオ(13)を結びつけました。

 

14:火天大有(かてんたいゆう)

イチゴを食べる大きな有吉 

 

大有を連想するための大きな有吉さんとイチゴ(14)を結びつけました。

 

15:地山謙(ちざんけん)

犬に追いかけられる渡辺謙 

 

謙を連想できる渡辺謙さんと犬(15)を結びつけました。

 

16:雷地予(らいちよ)

アヒルの姿をした気象予報士 

 

予を連想できる気象予報士とアヒル(16)を結びつけました。

 

17:沢雷随(たくらいずい)

馬を食べる遣隋使

 

随を連想できる遣隋使と馬(17)を結びつけました。

 

18:山風蠱(さんぷうこ)

鮎を食べる三匹の虫 

 

蠱を連想できる三匹の虫と鮎(18)を結びつけました。

 

19:地沢臨(ちたくりん)

アリが臨海爆発

 

臨を連想できる臨海爆発とアリ(19)を結びつけました。

 

20:風地観(ふうちかん)

金魚が観光する

 

観を連想できる観光と金魚(20)を結びつけました。

 

21:火雷噬嗑(からいぜいごう)

貝が筮竹をお皿に載せて噛んでいる

 

噬嗑を連想できるように似たような文字をチョイスしました。

 
22:山火賁(さんかひ)

牡蠣を食べるリオレウス 

 

賁という文字から直感的に火山にいるリオレウスが浮かんだので、そのままイメージとしました。

 

※ 昔ハマっていたモンスターハンターの戦闘場面です。

 

23:山地剥(さんちはく)

傘が地面によって剥離された 

 

剥を連想するための剥離と傘(23)を結びつけました。

 

24:地雷復(ちらいふく)

カタツムリが雷のスピードで往復する 

 

復を連想するための往復とカタツムリ(24)なのにスピードが速い意外な場面がポイントです。

 

25:天雷无妄(てんらいむもう)

カニの無謀な挑戦 

 

无妄を連想するための無謀とカニ(25)を結びつけました。

カニが宇宙旅行に挑戦しているようなイメージを浮かべています。

 

26:山天大畜(さんてんたいちく)

カバは大きな家畜 

 

大畜を連想したいための工夫のないイメージは覚えにくいです。

中々覚えられず、最後はくり返しの力技で覚えました。

 

27:山雷頤(さんらいい)

カマキリが来院した 

 

雷頤(らいい)という音声を使いたいため来院です。

 

28:沢風大過(たくふうたいか)

画用紙で大化の改新 

 

大過(たいか)という音声を使いたく大化の改新をチョイスしました。

 

29:坎為水(かんいすい)

カラスの行水

 

坎為水は水のイメージなので、諺にもあって頭に残っているカラスの行水です。

 

30:離為火(りいか)

サンタクロースが燃えた 

 

離為火は火のイメージなので、サンタクロースを燃やしてしまった残酷な場面です。

 

下経(#31~64) 

31:沢山咸(たくさんかん)

サイが感じている 

 

咸(かん)はイメージが浮かばなかったので、音でひっかけました。

ちょっとHな場面を想像してみてください。

 

32:雷風恒(らいふうこう)

盃合わす桃園の誓いは恒久に 

 

恒を連想するために恒久と恒久に向かうために盃を交わした三国志の名場面を結合しました。 

 

33:天山遯(てんざんとん)

サザエの上に豚 

 

遯を連想できる豚とサザエ(33)を結びつけました。

 

34:雷天大壮(らいてんたいそう)

悪魔がラジオ体操している 

 

大壮を連想できる体操と悪魔(サターン) (34)を結びつけました。

 

35:火地晋(かちしん)

スニーカーは普遍的な靴 

 

晋を連想するための普遍をチョイスました。

中々覚えにくく、同級生だった普一くんがスニーカーマニアになった場面をイメージした方が印象に残りました。

 

36:地火明夷(ちかめいい)

サバの姿をした名医 

 

明夷を連想するための名医とサバ (36)を結びつけました。

 

37:風火家人(ふうかかじん)

サメと一緒にいる家の妻

 

家人は奥さんのことのようです。

 

38:火沢睽(かたくけい)

サヤエンドウから発せられるハツ

 

睽という言葉が発に似ていて、漫画ハンターハンターの「発」をイメージしてます。

 

39:水山蹇(すいざんけん)

サルの足が寒い 

 

蹇を連想するために足と寒いです。

 

40:雷水解(らいすいかい)

タンスが解体された 

 

解から解体の連想です。解答とかでも良さそうです。

 

41:山沢損(さんたくそん)

大根しか食べないのは損だ

 

もうそのまんまです。

 

42:風雷益(ふうらいえき)

鷹は益鳥 

 

こちらもそのまま。

 

43:沢天夬(たくてんかい)

ターザンは快活 

 

夬を連想するための快活です。「ア~ア~アァ~」

 

44:天風姤(てんぷうこう)

畳にお后様が座っている 

 

西洋のお后様なのに日本の畳に座っているありえない場面です。

 

45:沢地萃(たくちすい)

タヌキが草を食べるのを卒業した

 

萃を連想するための草と卒業です。

 

46:地風升(ちふうしょう)

タバコがぎっしり詰まった枡 

 

枡を連想するための 枡(マス)です。枡に100本くらいタバコ詰めた絵です。

 
47:沢水困(たくすいこん)

卵がなくて困っているボディビルダー 

 

卵は高タンパク食ですから。

 

48:水風井(すいふうせい)

ツユクサが井戸の中から這い上がってきた

 

到底ありえない場面は記憶に残りやすいです。

 

49:沢火革(たくかかく)

タラコ革命や~ 

 

50:火風鼎(かふうてい)

縄でできた竈 

 

鼎は竈のこと。

 

51:震為雷(しんいらい)

ナイフの形が雷

 

震為雷の象意は雷なので、ナイフ(51)と結びつけました。

数字イメージやり始めの頃は51をみるとイチローのイメージばかり出てきて、ナイフのイメージに置き換えるのが大変でした。

 

52:艮為山(ごんいさん)

長靴の形をした山 

 

艮為山の象意は山なので、長靴の形をした山です。

 

53:風山漸(ふうざんぜん)

ナスで斬る 

 

ナスじゃ切れませんね…。(ありえない場面です。)

 

54:雷沢帰妹(らいたくきまい)

屶を持って帰ってきた妹 

 

久しぶりに帰ってきたのに物騒でシュールなイメージです。

 

55:雷火豊(らいかほう)

菜の花に火がついて豊作 

 

火がつくというマイナスのイメージと豊作というプラスの相反するイメージを重ねて記憶に残るようにしました。

 

56:火山旅(かざんりょ)

鍋を持って旅に出る 

 

鍋持っていかないでもという気持ちです。(ありえない場面)

 

57:巽為風(そんいふう)

ナマズがたくさん風に乗ってきた 

 

巽為風の象意は風なので、たくさんのナマズを乗せて気持ち悪いイメージにしました。

 

58:兌為沢(だいたく)

納屋を食べるウサギ 

 

兌を連想するためのウサギちゃんです。

 

59:風水渙(ふうすいかん)

海苔巻が召喚された 

 

渙を連想するための召喚ですが、音声の語呂だけだと記憶には残りにくいです。

 

60:水沢節(すいたくせつ)

パンを食べる節分

 

節分なのにパンなんだ……豆でしょ…。(ありえない場面)

 

61:風沢中孚(ふうたくちゅうふ)

バイクに乗る中学生 

 

中孚から中学生のイメージです。

 

62:雷山小過(らいざんしょうか)

ハガキが1mmなんて小さすぎ 

 

小過を連想するための「小さすぎ」です。1mmという具体的な数値でイメージを強固にしました。

 

63:水火既済(すいかきせい)

ハサミを持ったケンシロウ

 

「お前はもう死んでいる」=既済

 

64:火水未済(かすいびせい)

バターがないから未完成

  

バターチキンカレーにバターが入っていないイメージを浮かべています。 

 

おわりに | 数字がイメージに置き換わると楽

 

イメージ記憶の実践として、数字変換記憶法について解説しました。

 

数字変換記憶は、数字をイメージ化して覚えたいことと結びつけて記憶する方法です。具体的な数字と一緒に覚えたいときや、紛らわしい数字、数字の羅列を記憶したいときに効果的な方法です。

 

数字記憶変換法の手順
  • 数字を変換した基礎表を用意する
  • 記憶したい項目と変換した数字イメージを結びつける

記憶術について知識を深めたい方は以下の本が面白かったです。普通の人が記憶術を学んでいくお話で、「記憶の宮殿」とかでてきます。

 

今回はデビっちんの数字イメージ変換の基礎表と易経64卦の覚え方を例に解説しました。

 

最初は数字イメージ変換の基礎表を作るのが大変かと思いますが、一度作ると数字に関係するあらゆる場面で活用できるので便利です。

 

1つ例を出すと、栞がいらなくなります。

どこまで読んでいたかを数字変換したイメージにすると忘れにくくなります。

 

例えば、156ページまで読んだとしたら、ワインの中から鍋が出てくるイメージを残したら忘れません!数字覚えておくよりも楽です。

信号待ち中、車のナンバーを見てイメージ化してみたりしても楽しいし記憶のメンテにもなります。

 

また、数字をイメージにできると資格試験の細かい数字での間違いもなくなります。

 

デビっちんも通関士試験で「ゼッケン探してさんざんシャンプー」(石鹸の分類が33類)とか語呂で覚えましたが、今だったら数字イメージ変換記憶使ってサザエがシャンプーしているイメージ作って終わりです。

 

通関士試験を通じたKTK(高速大量回転)法の取得体験記もよかったら読んでみてください。

 

www.kousokutairyoinfo.com

 

 

それでは今回はこのへんで。

デビっちんでした♪

 

 

 

構造を読むとは?【高速大量回転法】| 論理の流れを活用して読む

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KTK法では、長文だったり複雑な文章で読む気がしないとき「ざっくり主語とか述語を見つけるように読むといい」、と聞いたよ。

 

うん!そうだね。 内容はともかく構造だけでも読もうとすると止まらずに回転できるよ。

 

でも、それだけじゃないんだ。

 

え!?「構造を読む」って、他にもあるの?

 

 

KTK(高速大量回転)法実践家のデビっちんです。

年間200冊以上の本を読んでいます。

今まで読んだ本はこちら 

デビっちん - 読書メーター

KTK法で、通関士試験、日商簿記2級に合格できました。 

 

KTK(高速大量回転)法についてはこちらで記事にしています。

知っている人も読んでみてください!

www.kousokutairyoinfo.com

 

今回、KTK(高速大量回転)法における、構造を読むことについて説明していきます。

 

構造を読むとは、論理の流れを活用して読むことです。論理の流れを教えてくれる接続詞を確認し、ざっと読む時に意識しておきたい3つの関係を解説します。最後に論理力を養うための2冊の本を紹介しますので、興味があれば是非チェックして実践してみてください! 

 

本文の構造を教えてくれる4つの論理の流れ

Logical-flow

本文読みの際、構造だけでも読んで読みようというときは、まずは大きく次の4つの論理の流れを意識しましょう。

 

前文と後文の結びつく関係がわかれば、グッと読みやすくなります。

  

①同格 | 前文と後文を対等に結ぶ接続関係

前文と後文とを対等に結ぶ接続のしかたです。

 

「=」の関係です。

 

同じ内容を別の言葉で表す時に使う接続詞なので、著者が言いたいことが書かれていることが多いです。

 

換言、要約、詳述の3つが代表的なものです。

 

換言

換言すれば、言いかえると

 

要約

つまり、要するに、ともあれ、とにかく

 

詳述

すなわち

 

②補足 | 前文の内容を補足・補強する接続関係

前文の内容を補強するための理由や事例を接続する関係です。

 

補足の前文が著者の言いたいことです。

大きく、理由と例の2つがあります。 

 

原因・理由 | 前文の内容の理由や根拠を明らかにする

なぜなら、そのわけは、というのは

 

著者が伝えたい前文の内容を補強する接続詞です。 

なぜそう言えるのかを解説する部分で、この接続詞がないと説得力に欠けます。

  

例示・比喩 | 例をあげ説明する

たとえば、例を挙げると、いわば

 

抽象的な内容を具体的な内容に置き換えるための接続詞です。

 

抽象的とは

いくつかの事物に共通なものを抜き出して、それを一般化すること 

 

具体的とは

はっきりとした実体を表現したり、個々の事物を表すこと

 

例示・比喩の前の文章(抽象的な内容)が理解できれば、具体例を読まなくても内容はわかりますし、その方が文章を速く読めます。

 

例や比喩は読み飛ばしてOKですが、何の例か、何のための具体例や比喩をだしてきたかの存在理由は考えましょう。

 

逆に「例えば」の前の文章がよくわからない場合は、具体例をヒントに著者の伝えたいことを推理しましょう。

 

③転換 | 話題を変える接続関係

今まで話しの流れをまったく違うものに変える接続関係です。

 

転換の接続関係が出てきたら、今までの流れが一度とぎれます。

 
転換

さて、ところで、そもそも、いったい、ときに、ともあれ、とにかく、それはともかく、つぎに

 

 

④展開

前文の内容を転回したり発展させたりする論理の流れです。

 

逆説 | 反対の内容へ

しかし、けれども、が、だが、ところが、にもかかわらず、だからといって、とはいえ、

 

今までの流れと主張の方向が反対になるときに使う接続関係です。

 

逆説の後が著者の言いたいことです。

逆説の後は著者の言いたいことを補強するための理由や例が続くことが多いです。

 

逆説とは

一見矛盾したり、真理に反するように見えますが、よく考えてみると真理であるような意見や、表現のこと。

 

例えば、ゆっくり・じっくり読んだ方が理解も記憶も進みがちと思われている。しかし、速く読んだ方が理解も記憶も進む。なぜなら、ゆっくり・じっくり読んでいると読んだ内容はドンドン忘れてしまうし、

 

順接 | 前文の内容をそのまま受けて、つないでゆく

そこで、そうして、そして、それから 

 

伝えたい主張の方向が同じあることを表す接続関係です。

 

順接 | 前文の内容から結果を導いたり、発展させたりする

だから、したがって、ゆえに、そこで、それで、それゆえ、そのため、こうして、すると

 

結果を導いたり、発展させたりする接続詞の後が著者の言いたいことになります。

また、近くに「同格」を見つけるように意識して文章を追っていきましょう。

 

大事なことは言葉を変えてくり返し説明したいからです!

 

添加 | 前文の内容に新たな内容をつけ加える

さらに、そのうえ、のみならず、そのほか、そして、なお、しかも

 

前文の内容に新たな要素が加わり内容を補足します。

 

選択 | 前後のどちらを選んでもよいことを示す

または、あるいは、もしくは

 

選択肢が増えるイメージです。

 

並列 | 前後の内容を対等に並べる

また、かつ、同様に、並びに、および

 

同じ位置づけの要素が加わります。

 

対比 | 前後の内容を照らし合わせる

むしろ、逆に、さもなければ、

 

前文と後文を対比させます。

 

限定 | 条件・例外を示す

ただし、もっとも、なお

 

前文の内容に制限を加えます。

 

本文をざっと読む時に意識したい3つの関係 

attention to relationship

接続詞から論理の流れが意識できたところで、本文をざっくりと読む時は以下の3つの関係を意識して読んでみましょう。

ざっと読むときに意識したい3つの関係
  • 相似関係 | A=A'
  • 因果関係 | A→B
  • 対立関係 | A←→B

 

3つの関係を意識することで、著者が伝えたいことを見つけやすくなります。

 

伝えたいことを大きく把握してから、次の回転で細かいところを読んでいけばOKです。

相似関係 | A=A'

相似関係は、言い換えの関係のことです。

 

著者が伝えたいことは言葉を変えてくり返し記載されますので、同格(前文と後文を対等に結ぶ接続関係)や例示や比喩の接続詞に注目しましょう。

 

つまり、要するに、すなわち

 

これらが出てきたら、伝えたいことを別の言葉に置き換えて説明している合図です。 

 

因果関係 | A→B

因果関係は理由と結果を表す関係です。

Aなので、Bである。

 

Bという伝えたいことに対し、Aという理由を添え説得力を持たせる関係です。

伝えたいことがあれば、その理由も記載されていなと説得力に欠けます。

 

B←Aのパターンもあります。

Bだ。なぜならばAだから。

 

こちらは本を読んでいると頻繁に目にするパターンです。

 

接続詞のところで説明した、原因・理由を補足する関係、 前文の内容から結果を導いたり、発展させたりする結びつきの部分です。

 

A→Bパターン

~であるので、~だから、~のため、

 

B←Aパターン

なぜなら~だから、というのは~だから

 

理由がセットになっていたら著者が伝えたい部分である確率が高いところなので、ざっと読む中でもチェックできるようにしましょう。

 

対立関係 | A←→B 

Aではなく、Bだ。

 

Bという伝えたいことに対し、別のAを引き合いにだして説得力を持たせる関係です。

 

例えば、こんな感じです。

 

野球よりもサッカーが好きだ。

 

単純にサッカーが好きだというよりも、野球を引き合いに出すことで好き度合いが上がります。

 

真逆の考えがあれば、そのどちらかが伝えたいことです。

 

論理展開力を養う本

細かくつきつめると論理展開や接続詞はまだまだあります。

より深く文章の論理構造を意識したい人は以下の本を読んでみてください。

 

論理トレーニング101題

何気なく読んだら読めてしまう文も、問題の答えを探しながら集中してやると脳汁ぶしゃーってなりました。それだけ普段から言葉のつながりに意識を向けずに読んでいたことを思い知らされます。

 

文章の骨格を捉えるには、主張の方向性に加えて、その軽重に敏感になることが印象に残っています。読むのはもちろん、文章を書くときにも役立つ力がつくと思います。

 

 

ガチガチの論理問題で堅苦しいけど、実力がつきます!

 

大人のための国語ゼミ

上の本よりも読みやすく、平易に論理を伝えてくれています。ゼミとあるように学校の授業を受けるような感じです。言葉の背後にあるモノが大事ということが解説されていて、それをとらえることで何が大事かがわかりやすくなります。

 

接続詞や文章の要約などの説明から始まり、文章の論理展開を捉える方法を解説しくれています。終盤では相手の論理展開に則った質問方法や反論方法に言及されていて、読解力だけでなくコミュニケーション力が向上する内容です。例題&解説も丁寧でした。

 

 

おわりに | 論理の流れがわかると本が読みやすくなる

構造を読むとは、論理の流れを活用して読むことです。

 

論理の流れを教えてくれる接続詞を知っていれば、どこに力を入れて読めばいいかわかるようになるので読むのが楽になります。

 

ざっと読む時に意識しておきたい3つの関係もお伝えしました。

ざっと読むときに意識したい3つの関係
  • 相似関係 | A=A'
  • 因果関係 | A→B
  • 対立関係 | A←→B

 

KTK(高速大量回転)法でお馴染みの「全体像の把握」に、論理の流れ組み合わせることで本文読みが楽になります。

 

構造を瞬時にとらえることができれば、

・具体例だけ回転する

・抽象的な部分だけ回転する

といった読み方も気軽にできるようになり、ストックの変化が幅広くなります。

 

また、論理の力はビジネス文章でも役立つので、今まで使ってこなかった人はこの機会に学んでみてください^^

 

それでは今回はこのへんで。

デビっちんでした♪

 

 

 

医学的に内臓脂肪を落とす方法【感想・レビュー】~脂肪分が多くても痩せる~

eyec_医学的に内蔵脂肪を減らす方法

『医学的に内臓脂肪を落とす方法』という本の感想・レビューです。

 

痩せるためには、

「カロリー制限すればOK」

「油はダメ!脂肪分が多いものは太る」

「バランスの良い食事が必要」

  

 と信じている人は一読の価値ありです。

 

本書で解説される内臓脂肪を落とす食事の優先順位を表した「タンパク脂質食」を実践して、特に運動をすることもなく1ヶ月で4kg減りました。

 

そこそこ食べつつ体重が減り、お腹周りもスリムになっていく過程は実践して楽しいものでした。

  

 

KTK(高速大量回転)法の実践家デビっちんです。

年間200冊以上の本を読んでいます。

今まで読んだ本はこちら

https://bookmeter.com/users/435306

   

医師で著者の体験、治験、医学的背景を基に書かれた本で、「バランス」や「カロリー」といった言葉に頭を支配されている人は、パラダイム・シフトが生じることでしょう。

 

興味があればチェックしてみてください! 

 

 

【医学的に内臓脂肪を落とす方法】ってこんな本です。

医者の不養生で「2度肥満」と診断され、カロリー制限でも痩せられなかった著者が、1年間で14kgの減量に成功した経験と、患者さんの、医学的根拠に基づいた「内臓脂肪を落とす」方法を解説してくれています。

 

内臓脂肪が増える一番の理由は、「食事」

 

野菜中心の食生活、バランスの良い食事、太らないためのこれまでに紹介されてきた当たり前の方法が、あまり肥満防止に効果がないという真実を突きつけられます。

 

医者である著者が自身の体験と複数の患者さんに提案し、実際に結果でている食事方法は、内臓脂肪を減らすための優先順位を表現した「高タンパク脂質食」です。

 

糖質をある程度控え、タンパク質を増やし、良質の脂質を摂り、ビタミンやミネラルをサプリで補給する。

 

内臓脂肪を落としつつ、同時に糖尿病や高血圧の改善が見られることから、体全体が健康になる内容が解説されていました。

 

【医学的に内臓脂肪を落とす方法】感銘を受けて行動や考えが変わった3つの表現 

内蔵脂肪を増やす主犯は、脂質ではなく糖質

内臓脂肪が「増える要素」の最大の原因は、実は「糖質摂取」です。

 

出典:『医学的に内臓脂肪を落とす方法』  著:水野 雅登 

 

え?糖質?

 

「脂肪」ってつくから「油」じゃないの?と思われますが、脂肪を増やす主犯人は「糖質」という衝撃の事実。

 

 糖質が摂取されると、肥満ホルモンと呼ばれるインスリンが大量に分泌され、この作用によって、摂取したものが太る方向に向かうとの解説がされていました。

 

糖質を含まない「純粋な脂質」のみを摂取した場合には、インスリンは「ほぼ増えない」とのこと。

 

つまり、油だけ食べても、脂肪は増えない、と。

 

糖と脂質の同時摂取で、内臓脂肪が増えるのです。

 

例えば、ラーメンは太るけどステーキ単体だと太らないイメージです。

 

逆に考えると、少量の食事でも糖分を過剰に摂取していれば脂肪は増えてしまうってことですね。 

 

内臓脂肪が燃えない人は全員「栄養失調」 

もともと内蔵脂肪を増やす食生活をしていた方は、ほぼ「内臓脂肪が燃えない体質」になっているからです。つまり、内臓脂肪を燃焼させようとしても、その燃焼機関が壊れているため燃えません。

 

出典:『医学的に内臓脂肪を落とす方法』  著:水野 雅登 

 

栄養過多だから脂肪がついたんじゃなくて…。「栄養失調」だったから!?

 

現代日本では、多くの人がこの「脂肪の燃焼機関」に不具合が おきているとのこと。 

  • タンパク質不足
  • 鉄不足
  • ビタミン不足
  • ミネラル不足
  • カルニチン不足

 

どの成分をどれくらい、どうやって補っていくのかは本書でに記載されています。 

 

 

内容にあったしたサプリ速攻で買いました。 

 

カロリーに縛られているうちは痩せない

カロリーを基軸にしたダイエット法でよくいわれる、「摂取カロリーよりも消費カロリーが多ければ、痩せる!」という理論は、一見、当たり前に思えるかもしれません。消費量が、入ってくる量を上回れば、痩せる。実にそれっぽい話です。

 

しかし、これが「カロリー」という話がベースにあると、一気に大間違いになります。

 

出典:『医学的に内臓脂肪を落とす方法』  著:水野 雅登 

 

カロリー=食べ物に火をつけて燃やしている

代謝を反映していない

 

同カロリーでも食品の質によって、内臓脂肪のつき方が大きく変わるとの記載がありました。

 

うすうす体重が増えるのはカロリーだけじゃないよね、と思っていましたが、キチンと説明してもらえて納得できました。

 

カロリーってどれだけ燃える燃料で、数字そのものが体内にそのまま蓄積するわけではないのです。

 

おわりに | 本書の内容を実践して1ヶ月で4kg減

はい。この本を読んで実践するまで肥満の一歩手前でした。

 

食事量を減らしても体重は増えるしお腹周りもどんどん成長するのは、単純に「栄養失調」だったからだったんですね。

 

幼少の頃から、痩せ型で今までいくら食べても太らなかったのにー。 

 

今回ご紹介した『医学的に内臓脂肪を落とす方法』は、内臓脂肪を減らすための優先順位を表現した、糖質をある程度控え、タンパク質を増やし、良質の脂質を摂り、ビタミンやミネラルをサプリで補給する「高タンパク脂質食」が提言された本でした。

 

「糖質制限」だと我慢を強いられるような印象があって好きになれませんでしたが、は食事の優先順位を表した「高タンパク脂質食」だと精神的に楽に感じ、実践を続けることができました。

 

特に運動を多く取り入れたわけでもなく、食事量もそんなに減らしていません。

それでいて1ヶ月で4kg減ってお腹周りもスッキリしてきたのは嬉しく楽しい体験でしたし、これからも続けていこうと思います^^

 

体重やお腹周りの脂肪が気になっている人は、是非本書を読んで実践してみてください!

 

 

それでは今回はこのへんで。

デビっちんでした♪

 

 

なぜ、「わかるところ」だけ飛ばし読みしても理解が進むのか?くり返し読み続けることで全体の理解が進むメカニズム

「わかるところ」だけ飛ばし読みしても、くり返し読み続けることで全体の理解が進むメカニズム

飛ばし読みしていい理由はわかったけど、飛ばし読みしていくだけで理解が進むのは何で?

 

今回の記事では、そんな悩みを解決します。

 

飛ばし読みしていい理由はこちらの記事で解説しています。

www.kousokutairyoinfo.com

 

KTK(高速大量回転)法実践家のデビっちんです。

年間200冊以上の本を読んでいます。

今まで読んだ本はこちら 

デビっちん - 読書メーター

KTK法で、通関士試験、日商簿記2級に合格できました。 

 

KTK(高速大量回転)法についてお伝えしている記事はこちらです。

www.kousokutairyoinfo.com

  

今回、「わかるところ」だけくり返し読み続けることで、「わからない」ところの理解が進む理由を解説します。

 

飛ばし読みしても理解が進む理由
  • 複雑な知識はより単純な知識の組み合わせ
  • 学習しやすいのは自分の認知構造に合致しているとき

 

読書や資格試験の勉強だけでなく、ビジネスやスポーツでも成果が出ている考え方です。興味があればチェックして実践してみてください!

 

 

「わかるところ」だけ飛ばし読みしても、くり返し読み続けることで理解が進む理由

『なるほど!合格勉強術』のコラムの中で、「わかるところ」だけ飛ばし読みしてもくり返し読み続けることで理解が進む理由が2つの学問分野から解説されています。

 

  • 行動分析学
  • 教育心理学

 

単純な知識に熟達することでより複雑な知識が理解できる、というのが行動分析学での考え方です。

 

認知構造に合致したとき学習しやすい、というのが教育心理学の考え方です。

 

それぞれの考え方を確認し、具体例で理解を深めていきましょう。

 

複雑な知識は単純な知識の組み合わせ【行動分析学】

複雑な知識もより単純な知識の組み合わせなので、複雑な知識をマスターするためには、単純な知識に熟達し、流れるように素早く利用できるまでくり返し練習すればいいという考えに基づいています。知識は単に正確に知るだけでなく、素早く活用できることが重要なのです。

……中略……

わかるところとわからないところを分けつつ、とりあえずわかるところをどんどんとくり返しているのは、わかるところに熟達し、より素早く活用できるようになることで、わかるところも含めた全体がわかるようにしているのです。

 なので、単に「わかる」だけで不十分で、即座にわかる・判断できることが重要なのです。

 

出典:『なるほど!合格勉強術』 著:宇都出雅巳 P.139~140 

 

複雑な知識は、より単純な知識の組み合わせにすぎません。

 

例えば、英語の長文読解の問題を思い浮かべてください。

どんなに長い長文も短文の組み合わせにすぎません。さらに短文は構文や熟語、単語の組み合わせに過ぎないので、その1つ1つが楽に読めるようになると文章が長くなっても楽に読むことができます。長文問題に慣れているから解けるのではなく、より小さな知識に熟達しているから解けるようになるのです。

 

例えば、プログラミング。

複雑なプログラムは、より単純なプログラムの組み合わせにしかすぎない。

簡単なプログラムを鼻歌交じりでサクサクーっと書けるから、より複雑なプログラムを書ける。

 

こう教えてもらったのは、プログラミング未経験のデビっちんでも3ヶ月程度で事務業務に支障ないくらいのマクロを書けるようにしてくれたエクセルマクロの教え方にかけては日本一と勝手に思っている塾長の言葉です。

 

プログラミング未経験の方は、以下の講座がオススメです。

「エクセルマクロ・VBA基礎編」講座と演習 | エクセルマクロ達人養成塾

練習問題も豊富(動画解説つき)で、実際に業務で使える教え方をしてくれています。

 

複雑なプログラムを書けるから、簡単なプログラムでも素早く書けるのではないんですね。

 

とすれば、複雑な知識を習得するためには、単純な知識にくり返し触れ、流れるように素早く利用できるまで熟達すれば良いと考えることができます。

 

KTK(高速大量回転)法の概念で言えば、以下が当てはまります。

  • 1回目よりも2回目の方が速く読める
  • 正確性だけでなく、反応スピードを高める 

 

正確性だけでなく反応スピードを高めることで、脳のリソースが開放されます。

つまり、頭に負荷がかからず省エネで認識できるようになります! 

 

「わからない」ところを頑張って読んでいる時点で脳には大きな負担がかかっています。例え、その状態で「わからない」ところが「わかった」としても、多くの時間を費やしている場合が多いですし、脳は疲弊し次の文章を読む気がなくなりやすくなります。

 

逆に考えてみましょう。

 

「わからない」ところに多くの時間を費やすということは、同じ時間で別の「わかる」かもしれなところを切り捨てているということです。

 

「わかる」ところに焦点を当てて楽に読めるようにくり返すのは一見ムダな行動のように見えますが、「わかる」ところの熟達度合いを上げ、より素早く活用できるために必要な行動なんですね。

 

だからこそ、「わからない」ところは飛ばし「わかる」ところに焦点を当ててくり返し読むことがKTK(高速大量回転)法では推奨されているのです。

 

「わかる」ところに焦点を当てることをくり返していくことで、「わかる」ところが熟達し、より素早く活用できるようになり、余裕が生まれてきます。そこで生まれた余裕があるからこそ、「わからない」部分を読もうという気になるというメカニズムです。

 

とはいえ、「わからない」ところに出くわしたら、やっぱり「わかりたい」のが人間です。デビっちんもそうです(笑)

 

そんなときは、以下の質問を投げかけてみてくだい。

 

今読んでいるところ、本当に今すぐ「わかる」必要があるだろうか?

 

明日、明後日、1週間後、あるいは1ヶ月、1年後にわかったとしても、困ることはないのではないでしょうか?もし今すぐ必要でなければ、その「わからない」部分は勇気をだして飛ばしましょう^^

 

注意点としては、わかるところだけを読み続けないこと。

 

「わからない」部分を読み飛ばすのは理解するために効率的ですが、ずっと同じところだけを読んでも目標とするラインに到達できません。現状とゴール、その2つを常に意識して、それらのギャップを埋めることを目標に飛ばし読みしていきます。

 

飛ばし読みの前提にはゴールと「くり返し」があるのです。

 

大事なのでもう一度くり返すと、

 

「わかる」ところに焦点を当てることをくり返していくことで、「わかる」ところが熟達し、より素早く活用できるようになり、余裕が生まれてきます。

 

また、それに伴い、脳の中で余裕が生まれるため、認知構造が変化しやすくなります。

認知構造とは、行動する主体が既に認識していることです。カッコいい言葉で言うとスキーマと言われたりもします。

 

認知構造が変化するとどうなるかは、教育心理学の面から見ていきましょう。

 

学習しやすいのは認知構造に合致しているとき【教育心理学】

「わかるところ」=勉強する人の認知構造に合致しているところ

「わからないところ」=勉強する人の認知構造に合致しないところ

そして、「わかろう」としないで読むことは、勉強する人の認知構造に合致する、つまり学習しやすい、わかりやすいところに集中して時間を使うことを可能にします。

 

出典:『なるほど!合格勉強術』 著:宇都出雅巳 P.107 

 

教育心理学では、人が学習しやすいのは、自分の認知構造に合致している時と考えられています。

 

例えば、フットサルのルールを学習するときは、野球やバレーボールを経験している人よりもサッカーを経験している人の方が有利です。一方で、ソフトボールのルールを学習するとは、サッカー経験者よりも野球経験者の方が有利です。

 

ゆえに、認知構造が合致しているときに人は学習しやすいのです。

 

こうやって学習しやすい「わかるところ」を読むことで、それが学習され、読み手の新たな認知構造となります。

 さらに、この新たな認知構造により、最初の読み手の認知構造には「合致しないところ」だった「わからないところ」も、一部は合致するところが出てきます。

 そして、最初は「わからないところ」だったのが、くり返すなかで、読み手の認知構造と合致することろが出てきて、「わかるところ」になっていくるわけです。

 

出典:『なるほど!合格勉強術』 著:宇都出雅巳 P.103

  

認知構造に合致する「わかる」ところを読むことで、それが学習され、新たな認知構造となります。

 

KTK(高速大量回転)法の概念だと以下の要素です。

  • ストックが増える
  • ストックが変化する 

 

新たな認知構造により、最初の読み手の認知構造には「合致しないところ」だった「わからないところ」も一部は合致することろが出てきます。そして、最初は「わからないところ」だったのが、くり返すなかで、読み手の認知構造と合致することろが出てきて、「わかるところ」に変化していくというメカニズムです。

 

飲食店のスモール起業での成功事例でも用いられたメカニズム

「わかる」ところに焦点を当てることをくり返していくことで、「わかる」ところが熟達し、より素早く活用できるようになり、余裕が生まれてきます。

 

行動分析学での考え方でくり返しお伝えした上記の考え方は、日経WOMANウーマン・オブ・ザ・イヤー2019を受賞された、連日行列のできる超・人気店となったにもかかわらず「残業ゼロ」を実現した飲食店でも活用されていることを発見しました。

 

 佰食屋が従業員にてもらっていることは、「誰がやってもできること」です。極端に言ってしまえば 、ロボットでもできること、なのかもしれません。肉は毎日同じ部位を取り扱いますし、毎日同じものを100食つくり、提供します。メニューは全部説明が書いてありますし、レジも3店舗全部同じ機種です。年齢・性別・学歴・経験を問わず、誰がやっても、3か月もあれば身体で覚えられます。

 でも、毎日毎日同じことを繰り返していると、なにも考えなくても、自然と身体が動くようになります。とにかく「毎日100食売り切ること」に集中できます。

 すると、なにが起こるか。

 頭が空っぽになって、ほかのことを考えられる余裕が生まれます。そこがわたしたちの「狙い」なのです。

 毎日同じことを繰り返すからこそ、些細な変化や違和感に気づくことができます。

 その違和感感から生まれるのは、お客様が「もっと過ごしやすくなる」、あるい自分たちが「働きやすくなるため」の小さな、でも価値のあるアイデアです。

 

出典:『売上を、減らそう。』 著:佰食屋 中村朱美 P.118~119

 

KTK(高速大量回転)法的に読みかえてみると、

とにかく、わかるところ、知っているところ に集中すると、わからない部分を考えられる余裕が生まれます。

 

「わかる」ところだけ読んで「わからないところ」は読み飛ばすことを繰り返しても理解や記憶が進むことを、身体面から解説してくれている例でした。

 

売上至上主義になりつつある現代の資本主義社会で、売上減をビジネスモデルとした佰食屋の開発ストーリーを解説する『売上を、減らそう。』は、KTK法を学ぶ上で学習の支えになる一冊です。

 

1つだけ紹介すると、非常識とも言えるビジネスモデルを批判されたときに対する考え方です。

 

著者の中村氏が当初「佰食屋」のオープン前にビジネスモデルを提示したところ、専門家の人からは、

 

「そんなの、うまくいくわけがない」

「アホらしい」

 

とケチョンケチョンに言われていたようです。

 

著者の中村氏は、けなされたときこそ落ち込んだそうですが、「見てろよ!」と、逆に燃えたとのことです。

 

これまでになかったアイデアだからこそ、専門家に受け入れてもらえなかった。だから、わたしたちがうまくいくことを証明してやろう、と。

 

出典:『売上を、減らそう。』 著:佰食屋 中村朱美 

 

KTK(高速大量回転)法を学習しはじめた当初は、従来の学校で習う読み方とは真逆とも言える読み方ですし、実践している人も少ないので、これで本当に大丈夫だろうか?という不安なことと思います。

 

デビっちんも実際そうでしたが、「脳の学習原理に沿う勉強法」という解説があり、シンプルかつ美しい理論があったから実践し続けることができました。そんな時に、『売上を、減らそう。』があったら比較的マイナーな学習方法の習得中の心の支えになるし、KTK(高速大量回転)法の理論の学習が加速したのでは?と思います。

 

そもそも、

 

売上を減らす=範囲を絞る

 

的な感じありますしね。

 

考え方の大枠が同じであれば、その中に出てくる要素に共通点が多いのは当然ですからね。「頑張るのではなく仕組みでカバーする」とか『合格る技術』のコンセプトそのままです(驚)

 

記憶できる・理解できるのは、2秒前からきまっている!? 

脳科学者である池谷裕二先生の著書の中で、英単語を覚えてもらうという暗記テスト実施についての論文(2006年『ネイチャー神経科学』)があります。覚えてもらう単語の内容は、机とか椅子とか服など、日常にごくありふれたシンプルな単語です。その単語を覚えているとき、覚えていないときの脳波の状態を計測したという実験内容です。

その結果に驚きました!

 

測定された被験者の脳波を見るとわかるんだけど、単語を提示するよりも、なんと約2秒も前の時点ですでに、テストで正解になる場合と、不正解になる場合とでは、脳の活動が違う。つまり、問題の内容にかかわらず、2秒前の時点で正解か不正解かが、実験者にはわかる。

 

出典:『進化しすぎた脳』-中高生と語る「大脳生理学」 著:池谷裕二  P.348

 

英単語を覚えられるかどうかは、暗記する直前の脳のゆらぎで決まっているとのこと。

 

2秒も前に!

 

ということは、いくら熟読して頑張って読んでも理解できるとは限りません。なぜなら、机や椅子といった単純な英単語よりも、複数の単語が組み合わされる文章はより複雑だからです。

 

なので、よくわからないときはさっさと飛ばして、脳波の調子の良いときに巡り合う確率を高めるためにも何度もくり返し読むのが効率的です。

 

あらゆる分野に応用可能である考え方

飲食店の例がたまたまKTK(高速大量回転)法の考え方と近かかっただけでしょ?と思われるかもしれません。

 

しかし、知能と知能がせめぎ合うチェスと肉体と肉体がぶつかり合う太極拳で世界チャンピオンになったジョッシュ・ウェイツキンが『習得への情熱』の中で、学び方は同じことを証明してくれています。

 

「より小さな円を描く」の言葉を見つけてみてください。

 

『習得への情熱』は『売上を、減らそう。』よりも値が張りますし、字も細かく内容も哲学的な部分も入って小難しいので、どちらか1冊だったら『売上を、減らそう。』から読むのがオススメです。ただ、何にでも応用可能なのは『習得への情熱』なので、読書や学びが好きな人には是非読んでもらいたい本です。

 

おわりに

飛ばし読みしても理解が進む大きな理由は以下の2つです。
  • 複雑な知識はより単純な知識の組み合わせ
  • 学習しやすいのは自分の認知構造に合致しているとき

 

自分にとって楽なところ、理解が進みやすいところを中心にくり返すことで脳に余裕を持たせ、そこで開放された脳のリソースを使って未知なる部分の理解を理解していくメカニズムです。

 

読書や資格試験の勉強だけでなく、ビジネスやスポーツでも成果が出ている考え方ですので、あなたに関連のある分野で実践してみてください!

 

今回の記事で解説した内容は、以下の本で詳しく学べます。

 

 

 

 

 

それでは今回はこのへんで。

デビっちんでした♪ 

 

 

 

「意識の矢印」は向きだけでなく太さも変更可能

「意識の矢印」は太さも変更可能

「意識の矢印」は方向が大事だけど、太さも変化させられるって知ってた?

 

え?矢印の太さを変えるとどんな変化があるの?

   

 

KTK(高速大量回転)法の実践家デビっちんです。

年間200冊以上の本を読んでいます。

今まで読んだ本はこちら 

デビっちん - 読書メーター

 

KTK(高速大量回転)法についてお伝えしている記事はこちらです。

www.kousokutairyoinfo.com

 

今回、「意識の矢印」の太さを変化させることについてお伝えします。「意識の矢印」の太さを変更することで得られるものにレバレッジがかかります。

 

 

「意識の矢印」は矢印の方向だけでなく太さも変化可能

KTK(高速大量回転)法では、自分自身に向きがちな「意識の矢印」を認識し、自分ではなく本に向けることを1つの大きな概念としています。

 

読書における「意識の矢印」の方向については下記の記事で解説しています。

www.kousokutairyoinfo.com

 

「意識の矢印」は矢印の向きを変えるだけで受け取れるものが増えますが、その太さを意識することでより多くのものを得ることができます。

 

「意識の矢印」を太くしたり細くしてみる

小説やエッセイを読む時は、「意識の矢印」を自分側に向ける比率を多くするだけでなく、矢印を太くするように意識しています。

 

矢印を向ける数だけでなく、太さも変更してみる!

 

小説は情景や登場人物の心理描写を読み取り、その場面を思い浮かべたり感情移入することに面白さがあるからです。 

 

矢印を太くすることを意識するだけで、五感が刺激され実際に小説の世界に入りやすくなれます。

 

小説のあらすじだけをサクッと本を速く読もうと思ったら自分に向ける「意識の矢印」を細くすれば良いですし、ビジネス書のエッセンスだけを拾おうと思ったら本に向けた「意識の矢印」を太くして変化を感じとってみてください。

 

矢印を太くすると、より対象を意識できるようになります。

 

ビジネス書の内容をヒントに新たなアイデアを空想したり、自伝を読んで著者の人生の追体験をする場合は、本に向ける矢印を細めに、自分に向ける矢印を太めにする等、応用可能です。

 

「意識の矢印」を太くすればするほど得られるものにレバレッジがかかるようなイメージです。

 

「意識の矢印」を変化させてみようとしたキッカケ

「意識の矢印」を変化させてみようと思ったのは、KTK(高速大量回転)法ではおなじみの

 

太く大きな字の方が認識しやすい

 

にヒントを得て、自分の感情も同じではないか?と仮説を立ててみたのがキッカケでした。

 

仮説思考の考え方はこちらの記事で解説しています。

www.kousokutairyoinfo.com

 

「意識の矢印」の方向を楽に意識できるようになったら、その太さも意識するようにしてみてください^^

 

まずは方向!

 

楽に指せるようになったら太さを変更してみてください。

 

「意識の矢印」について記載された本はこちらです。

 

最後に、KTK(高速大量回転)法の概念と概念をかけ合わせると、新たな発見ができるかもしれません。

 

また、それがまだKTK法ので解説されていない概念であり、高速大量回転法を習得中のどなたかに必要な考え方かもしれません。

  

 

それでは今回はこのへんで。

デビっちんでした♪

 

KTK法の読み方のイメージは、 デッサン を描くように読む【高速大量回転法】

KTK法の読み方のイメージは、デッサンを描くように読む
KTK法の読み方ってどう読むかイメージしにくいんだよね……。

 

ジグソーパズルを作るように読むとわかりやすいよ!

 

それ、やったことないんだけど……。

他にイメージしやすいものないかな?

 

絵を描くようにイメージしてみるとわかりやすいよ!

 

KTK(高速大量回転)法の実践家デビっちんです。

年間200冊以上の本を読んでいます。

今まで読んだ本はこちら 

デビっちん - 読書メーター

 

脳の原理に沿って、ざっくり飛ばし読みしつつ、何度もくり返し読む中で理解と記憶進めていくKTK法の読み方は、「ジグソーパズル」を組み立てるのをイメージするとわかりやいです。

 

ジグソーパズルに例えた、KTK法の読み方を解説した記事はこちらです。

www.kousokutairyoinfo.com

 

今回、ジグソーパズルをやったことがない人に向けて、デッサンを描くようにして読むとKTK法がイメージしやすいと感じるようになったので記事にしました。

 

実際に絵を描いた経験は誰もがもっているので、想像しやすいはずです。

 

  • 学生時代の図工や美術の時間を思い出すのもよし
  • 実際に絵を書いてみるのもよし

 

絵を描く行為とKTK法の読み方の共通点をイメージしてから続きを読んでみてください。自分で仮説を立てると、学びが深まりますので。

 

KTK法と仮説思考について解説した記事です。www.kousokutairyoinfo.com

 

 

デッサンを描くプロセスを分解して考える

上手に絵を書く人のプロセスを思い出してみてください。

 

きっと以下のようにしていたのではないでしょうか?

  • 対象物の位置を図面にざっくり割り当てる
  • 薄い線で各々の対象物の輪郭を描く
  • 全体のバランスを修正しながら、線を重ねて位置を決める
  • 何度も線を重ねて、はっきりさせていく
  • 大きな部分が終わってから、細かい部分を描く
  • 薄い色で着色していく
  • 色を重ねて段々と濃い色にしていく

 

1本の線を書いただけで、絵は完成しませんよね?

もしそれで絵が完成したら、リアルとは程遠い絵になってしまいます。

 

何度も同じような線を重ねていく中で、朧気ながら輪郭が定まっていきますよね?

 

最初にキャンバスにおおよその位置を決めて、何度も線を引いて重ねていくことで、段々と図柄が完成していきます。

 

1本の線だけで絵が描けたら、天才か、あるいは、凡人の現物とは似ても似つかぬ絵のどちらかです。

 

凡人なのに、1回で本を読んで理解しようとしてませんか?

 

デッサンのプロセスにKTK法の読み方のイメージを重ねる

デッサンのプロセスとKTK法のプロセスを重ねる

 

ざっくり飛ばし読みしつつ何度もくり返し読む中で理解と記憶を進めていく読書法がKTK法なので、デッサンとまったく同じですね。

 

リアルな絵を描こうとするときは何度も線を引いては修正することをくり返して、段々と実物の絵に近づけていきます。

 

本も同じで、わかるところを何度も読んでは仮説を修正することをくり返して、段々と理解や記憶を進めていきます。

 

例えが違うだけで、作品作成のプロセスは何でも共通

こう考えると、何でも共通と思えてきませんか?

 

  • ジグソーパズル
  • デッサン
  • 塗り絵
  • 粘土遊び
  • プログラミング

 

最初から細かい部分を作って最後に合体させて全体ができるわけではないです。
 

最初に全体像。

 

その後で何度も修正しつつ細かい所を作っていく。

 

過去に経験したことや身近な日常生活で、こうやったら上手くいったという体験があれば、それを分解してKTK(高速大量回転)法の考え方と同じことはないか?と是非考えてみてください。

 

自分で実際に体験したことをベースにするのが学習の近道です。

 

 

それでは今回はこのへんで。

デビっちんでした♪

 

継続するコツは意志力ではなくスキルが必要「続ける仕組み」を作る【継続の法則】

継続のコツ

継続が大切ってよく聞くし、そう思うんだけど、続けるのは難しいんだよね。

継続するコツってあるの?

 

今回の記事では、そんな悩みを解決します。

 

KTK(高速大量回転)法の実践家デビっちんです。

年間200冊以上の本を読んでいます。

今まで読んだ本はこちら 

デビっちん - 読書メーター

 

継続するには、あなたの意志力や精神力を強くすることは必要なく、『続ける技術』を読んで実践することで簡単に継続できます。

 

今回の記事では、『続ける技術』の中から継続するためのスキルをお伝えします。

 

継続するための軸となるスキルは次の2点です。

  • ターゲット行動の発生をコントロールすること
  • ターゲット行動を邪魔するライバル行動の発生をコントロールすること

 

継続できない理由や仕組み化のコツもお伝えしていますので、興味があれば是非チェックして実践してみてください^^

 

 

何かを続けることができない2つの理由

何かやりたいことを継続できないのは2つのパターンに分解することができます。

  1. やり方を知らない、わからない
  2. やり方は知っているが、「継続の仕方」がわからない

 

続かない理由①やり方がわからない

続かない理由②やり方はわかっているが、「継続の仕方」がわからない

 

出典:『続ける技術』 フォレスト出版 著:石田淳 P.38

 

今回お伝えしたいのは、

理由②やり方は知っているが、「継続の仕方」がわからない、

です。

 

一度考え方とやり方を身につけてしまえば、あらゆることで継続して結果を残しやすくなります。やり方についつては、今や書籍やネット各種セミナーでやり方を知ることができるので、興味のあることや勉強したいことにあわせて調べればOKだからです。

 

継続するためには、意志力は必要なく「続ける」仕組みの構築が大切

なかなか継続できなくいのは、あなた自身の意志力に問題があるわけではなく、続けるための考え方と仕組みが構築できていないからです。

 

続かないのは、意志とか精神力が理由ではないです。

 

もちろん強靭な意志力があれば継続には有利なのは間違いないですが、デビっちん含め人間は弱いものです。

 

持って生まれた弱さを強くするのは長期間の忍耐強い訓練が必要で、なかなか改善できるものではありません。まして、継続することが苦手なんですから、長期間の訓練なんてムリムリ。

 

そのまま受け入れ、その弱さは補う仕組みが作ってしまうのが継続の秘訣です!

 

詳しくは、『続ける技術』を読んでいただくのが一番ですが、端的にポイントをお伝えしていきます。

 

こちらの本では、意志力とか精神力ではなく、さらには、結果ではなく行動に着目しているのがミソです。行動科学が背景にあるからです。

 

行動に焦点を当てていないから続かない

 

行動を継続するための2つのパターン

  1. 不足行動を増やす
  2. 過剰行動を減らす

 

あなたが継続したいと思っている行動には、二つのパターンがあります。

第一に英会話学習や筋力トレーニングを継続させたい、というような「不足行動を増やす」というパターン。

第二に禁煙やダイエットで過食を防ぐ、などの「過剰行動を減らす」というパターン。

 

出典:『続ける技術』 フォレスト出版 著:石田淳 P.45~46

 

あなたは、増やす、減らす、どちらの行動を取りたいのでしょうか?

 

どちらの方向にするかを明確にしましょう。

 

不足行動を増やす

不足行動の対象は、これから始めたい行動、増やしたい行動です。

増やしづらい理由は、以下の3つがあります。

  • すぐに成果を確認できない
  • ライバル行動の存在
  • ライバル行動は望む結果を得やすい 

 

例えば、勉強するという目標があるとしましょう。

 

不足行動は、

  • 問題を解く
  • 本を読む
  • 机に向かう

等です。

 

ライバル行動は、

  • 漫画を読む
  • テレビを見る
  • ネットサーフィンする
  • ケーキを食べる
  • 寝る

 等です。

 

過剰行動を減らす

過剰行動の対象は、減らしたい行動、やめようとしたい行動です。

 

減らない理由は、以下の3つがあります。

  • すぐに成果を確認できる
  • 自分で特別な努力をする必要がない
  • 簡単に継続できてしまう

 

例えば、禁煙したいという目標を思い浮かべてみるとわかりやすいと思います。

 

過剰行動が、喫煙することです。

 

タバコを吸うことが既にルーティンになっているため、意志力を使わず楽に継続できてしまっています。 

 

今回は、新たな習慣を作り出すことが目的なので、不足行動を増やす方について説明していきます。

 

継続するための基本方法 

継続するための2つの基本原則

継続するための基本は、次の2つの原則です。

  1. ターゲット行動の発生をコントロールする
  2. ターゲット行動を邪魔するライバル行動の発生をコントロールする

 

こちらを踏まえて、不足行動を増やすために書き換えると以下になります。

  • ターゲット行動が生じやすい条件を整える
  • ライバル行動が生じにくい条件を整える

 

 ターゲット行動を増やすための3つのステップ

  1. 行動のヘルプ(補助)を作る
  2. 動機づけ条件を作る(行動したときのメリット)
  3. 行動のハードルを低くする

 

ライバル行動を減らすための3つのステップ

  1. 行動のヘルプ(補助)を取り除く
  2. 動機づけ条件を取り除く(行動したときのメリット)
  3. 行動のハードルを高くする

 

行動の具体例

例えば、資格試験の合格を目標としてみましょう。

 

目標:資格試験の合格

ターゲット行動:問題集を解く、参考書を読む

ライバル行動    :スマホを見ない、TVを見ない

 

ターゲット行動を増やすには、以下のような取り組みが考えられます。

  • 問題集、参考書を鞄に入れておき、いつでも読めるようにする。

        (行動のヘルプ(補助)を作る)

 

  • 勉強できたらお菓子を食べれる、お酒を飲める

  (動機づけ。何でもOKです!)

 

  • 1問終わればOK、1章読めばOK

        (行動のハードルを低くする)

 

 

反対にライバル行動を減らすには、以下のような取り組みが考えられます。

 

  • 通勤中はスマホの電源を切って鞄の一番奥にしまう。

  

 

デビっちんの通関士試験合格時の継続の仕組み

デビっちんは、通関士試験合格のためにKTK(高速大量回転)法という勉強方法を活用しました。

 

高速大量回転法をご存知ない方はこちらの説明がわかりやすいです。

https://studyhacker.net/interview/masami-utsude-sokudoku-01

 

試験勉強時の目標設定はこんな感じでした。

 

目標:通関士試験で合格最低点を上回る(各科目60%)

ターゲット行動:「思い出す」行為を増やす

 

当時は、ライバル行動という概念がなかったですし、スキマ時間含めて時間があれば問題集を読むか、『どんな本でも大量に読める速読の本』『合格る技術』を読んでいました。

 

当時は本を読まない子だったので、『続ける技術』なんて当然知りませんでした。この本を読んでいたらもっと苦労することは少なかったなーと少し悔しいです。

 

 

逆に考えれば、知らず知らずのうちに本の一部の内容を実践できて結果も出ていることから、内容に有効性があることは間違いないです。

  

 当時の実践過程を記事にしています。

www.kousokutairyoinfo.com

 

当時は「思い出す」ことが不足行動でした。

この不足行動を増やそうと思って、やることを決めたタイミングです。

  • トイレ行った時
  • お風呂上がったとき
  • 歯磨きした後

 

ここでのポイントは、何かのイベント後に設定することです。

 

理由は、何かをやる前にターゲット行動を設定しても結局やらないことが多かったからです。特に生活の中で1日に1回以上発生するイベント直後に狙いたい行動をとると強制力が発動して継続しやすくなります。 既にルーティンとなっている行動の力を活用して、新たな行動を継続するようにしましょう。

 

巨人の肩に乗りましょう!

 

2020年6月24日の宇都出先生(KTK法の開発者)のメルマガで、「いきなりスクワット」という話がありました。その内容は、お風呂上がりに間髪いれずにスクワットすることです。

 

スクワットして汗をかくからお風呂に入る前にやる方がよいのでは?

と思われるかもしれませんが、お風呂上がりだからこそ継続できるのです。

 

他にも本をバラバラにして持ち運びしやすくしたり、回転しやしすくしたり、するのも、継続するための項目を突き詰めていった結果だと考えられます。

 

なかなかKTき(高速大量回転)法をマスターできない人は、「継続する仕組み化」という視点で著書を読んでみると、より深く内容を受け取れると思います。

 

おわりに

多くの成功者が語ることの1つに、コツコツ頑張ることがあることが事実です。継続するためには意志力や精神力よりも、続けるための方法を知り仕組み化することが大切です。

 

継続するための方法は、以下の2つです。

  • ターゲット行動の発生をコントロールすること
  • ターゲット行動を邪魔するライバル行動の発生をコントロールすること

 

以下の本が、簡潔かつわかりやすい解説になっていてオススメです。

 

漫画版もあります!挿絵とストーリー重視で学びたい方はこちら。

 

大学受験時とか資格試験勉強前に読みたかった本です。継続する方法は自分自身にはもちろん、会社の部下へのアドバイスや子育てなど、どんな事にでも活用できるので、速めに読んで実践する方が人生有意義になれます^^

 

継続する方法を仕組み化する点では、日常生活でトリガーとなるイベント直後にターゲット行動を設定するのがより効果的です。

 

行動や仕組化ではなく、そもそもの精神力を高めたい方はこちらを読みましょう。

継続に精神力は必要ないと言いつつ、やっぱり高めたい力です。

 

 

それでは今回はこのへんで。

デビっちんでした♪

 

 

発酵道【感想・レビュー】~競争よりも共生~

発酵道【感想・レビュー】

『発酵道』という本の感想・レビューをお伝えします。

 

「勝つためにやっているのに上手くいかない」

「競争社会の中での生き方を見直したい」

「もっと自分らしさを活かした生き方をしたい」

  

 と感じてはいないでしょうか?

 

もしそう感じていたら、生き方を見直すヒントが得られるのが今回記事にした本です。

 

 

KTK(高速大量回転)法の実践家デビっちんです。

年間200冊以上の本を読んでいます。

今まで読んだ本はこちら

https://bookmeter.com/users/435306

  

酒蔵の主人である著者が競争社会を生き抜く挑戦の中で体調を崩したことをきっかけに、日本酒本来の製造過程にある「発酵」を現実の社会にも適用して酒蔵の経営が回復する物語を通じて、資本主義では当たり前となっている「競争」を回避して成功する考え方を学べる本です。

 

この本の大きなエッセンスは、

 

「愛と調和」で成り立つ微生物の世界のように発酵しながら生きれば、争わなくても生かされる

 

ということです。

 

興味があればチェックしてみてください! 

 

 

【発酵道】ってこんな本です。

日本酒の蔵元に婿入りした著者が酒蔵の経営再建の中、何をやっても上手く行かず事もあろうに体調まで崩してしまいます。なんと、腸の一部が腐ってしまっていたのです。その不幸とも言えるイベントを経て、体調が悪くなった要因を振り返り、それが経営にも影響を及ぼしていたことに気づく物語でした。

 

これまでの生き方や考え方そのものが、行き詰まってしまった原因なのだと気づいたのである。私自身の反自然的な行為や不調和の積み重ねが、「腐る」という事態を招いたのだ。だから、破綻した。だから、道からはずれた。

「いかに自然との関わり方を見直すか」

 

出典:『発酵道』P.47  著:寺田 啓佐

 

どん底の中で見えてきたのが自然の法則の素晴らしさで、それが本書のタイトルにもなっている「発酵道」です。

 

本書で解説されていますが、実は「腐る」のも「発酵」するのも、微生物の力によって物質が変化する、という同じプロセスだったのです。

  • 人間にとって有害なものであれば腐敗
  • 人間にとって有益なものであれば発酵

人間の主観によって両者は区別されますが、本書では「腐る」か「発酵」するかの違いは「調和」しているかどうか、と区別されていました。具体的には、昔ながらの日本酒の製造工程の中で、多種多様な微生物たちが次から次へとバトンタッチをしながら、思う存分働いてくれていることで、良い循環が生じている内容が解説されていました。

 

本来の日本酒は、この「発酵」の力によって造れられていて、その考えを人間界に当てはめたところ体調も経営も徐々に上手くいくようになっていったのです。そのプロセスと考え方について、著者の体調面と蔵元の経営面がリンクしていたのが興味深かったです。

 

ここまでの感じだと「発酵」を通した人間の生き方という哲学的で少し硬めの内容と思われるかもしれませんが、日本酒の蔵元のお話しなので、日本酒の種類や製造工程もわかりやすく解説されています。日本酒はもちろんお酒に興味がある人は十分楽しめる内容ですし、興味がない人も雑学的に知っておくとお酒の席での楽しみが増えるんじゃないかなーと思います。

 

この本を読んで、デビっちん日本酒を以前より飲むようになり人生の選択肢が広がりました。日本酒を飲むと自然と『発酵道』の内容を思い出すようにもなったので、相互に良い循環が生まれてきているように感じます。

 

個人的には、「鍋島」ってお酒が好きです^^

(本書で紹介されている日本酒ではないです。ゴメンナサイ。)

   

それでは全体の概要はこのくらいにして、いつものように本文中から気づきを得た3つの表現を紹介します。

 

【発酵道】感銘を受けて行動や考えが変わった3つの表現 

自分中心の考えは腐敗を招く

自分のもの、自分のお金、自分の会社、自分の功績……、「自分の、自分の」という我意識は、腐敗を招いてしまう。

 

出典:『発酵道』P.53  著:寺田 啓佐 

発酵している意識というのは、本来の自分、本来の自分の意識を言うのだろう。一人一人の心の奥にある、純粋な意識のことを。

「自分の利益や欲を捨てたときに、人間は救われる」

 

出典:『発酵道』P.53  著:寺田 啓佐

 

この部分を読んでから意識して募金をするようになりました。

 

今まで募金は裕福な人がするものと思っていましたが、考え方が変わりました。以前は、自分が満たされていないのに何故他の人を満たす必要があるのか?と考えていたんですが、これって自分中心の考えそのものだと気づいたんです。

 

このまま行くと腐敗まっしぐらじゃん><;

 

流石にすべての利益や欲を捨てることはできませんが、今までは見向きもしなかった「募金」とい文字に気づいたときには、積極的に小銭を入れるようになりました。 

 

自分中心の考えだと溜め込むことになり、それが腐敗につながるんだと思います。であれば、とるべき行動は循環で、行き着く場所が調和なのかなーと。

 

自分中心の考えを捨て去るためにできることは?

 

発酵のための環境に影響を与える「言葉」と「意識」 

発酵のための環境を整えるには、もっと大きな影響を及ぼすものがある。それは人間の「言葉」や「意識」である。本当のところ、私はこれがいちばん大事だと思っている。不思議なことだが、プラスの言葉を使ったりプラスの意識をもつのと、マイナスの言葉を使ったり、マイナスの意識をもつのでは、場というか環境はいかようにでも変わっていく。

 

出典:『発酵道』P.97  著:寺田 啓佐

 

本書では酒蔵の環境についての説明が中心となっていますが、蔵元の経営と著者の体調がリンクしていることを考えると、美味しい日本酒を作るためにプラスの言葉を使うようになったことが、自身の体調回復にもより効果を及ぼしていたのではないか、と感じたました。

 

以下の本では、プラスの言葉とマイナスの言葉で水の結晶の構造が実際に変わっていることがわかる写真が紹介されています。

 

 

以前に増してプラスの言葉を使うようになりました。なぜなら、人体の構成要素の大部分は水だからです。よくよく考えてみると、自分が発する「言葉」を一番聞いているのは、自分自身なんですよねー。

 

プラスの言葉は、「嬉しい」「楽しい」等のポジティブな感じの言葉です。

反対に、マイナスの言葉は、「バカ野郎」「どうせ自分なんか」等の言葉です。

 

その体調の悪さ、自分が発している言葉に原因はないだろうか?

 

微生物から教えてもらった「快法則」

心身のバランスを快く調整すれば、「快」がもたらす自然治癒力によって病気は治る。「生命の快法則」が紹介されていました。

 

その内容は、  

  1. 「自分らしく」
  2. 「楽しく」
  3. 「仲よく」

 

該当部分を引用して個別に見ていきます。

【自分らしく】

自分を好きになって、自分のために生きるということだ。これは、我欲とは違う。まわりと調和しながら、自分のために生きるというのがポイントなのだ。

 

出典:『発酵道』P.163  著:寺田 啓佐

 

「調和」というと周囲に合わせなきゃというイメージがあるかもですが、自己犠牲から入ると自分を好きになりにくくなっちゃうと思います。まずは自分のためになることが前提で、その上で、相手のため、まわりのためになるように設計することが大事だと感じました。

 

【楽しく】

自分が信じたこと、心から好きなことを、楽しんでいくことだ。

 

出典:『発酵道』P.164  著:寺田 啓佐

 

人のために楽しんでなんでもできるようになったら、最強ですね。

 

【仲よく】

なによりも争わないこと。そのためには勝たないことだ。

 

出典:『発酵道』P.164  著:寺田 啓佐

 

微生物の世界では、自分一人で前に出ていくことはなく、自分の出番が来るまでじっと待っているとのこと。そこには競争はなく、お互いに助け合い、支え合う世界があるようです。

 

自分らしく、楽しく、仲よく、で病気もなくなる?

 

おわりに

今回ご紹介した『発酵道』は、微生物の「調和」をテーマに、同じ生物である人間も同様にすることで競争を必要としない共生の世界を享受できる内容の本です。

 

今、仕事も家庭も上手く行っていないとしたら、「腐敗」する環境になっているかもしれません。言葉を変えると、自分本位になって「オレがオレが」の世界に入り、「調和」しにくい環境で生活を余儀なくされているのかもしれません。

 

そんな人は、自分のためになることが、相手、さらには周囲のためになるように意識していくことを心がけていくことで関係する人みんなが嬉しく楽しい共生の世界で生きれることにつながります。その考え方のヒントは本書に記載されています。

 

人間に対象を絞った科学的な研究でも、最初に与える人が最も大きなリターンを得ることが結論づけられています。こちらも併せて読むと、どう生きていくのが幸せにつながるかの1つの解を得ることができます。テイカーの見極め方、報われていギバーの考え方等も知ることができるので、興味があれば是非チェックしてみてください。

 

 

幸福に生きるための本のレビュー記事も書いています^^

www.kousokutairyoinfo.com

 

 

それでは今回はこのへんで。

デビっちんでした♪

 

 

わかったつもり 読解力がつかない本当の理由【感想・レビュー】~「わかる」ために「わからない」状態を作り出す~

わかったつもり 読解力がつかない本当の理由【感想・レビュー】のタイトル 

『わかったつもり 読解力がつかない本当の理由』という本の感想・レビューをお伝えします。

 

本を読んで、

 

「わからないことはなかった。だけど質問を受けたり、設問があると回答に迷う」

「他人の感想文を読むと、自分と違って良く読めているな、と感じる」

 

 という状態を誰もが感じているのではないでしょうか?

 

その状態から「よりよくわかった」状態に導いてくれるのが、今回記事にした本です。

 

 

KTK(高速大量回転)法の実践家デビっちんです。

 

本のエッセンスとしては、大きく以下2点です。

『わかったつもり 読解力がつかない本当の理由』
  • 「わかったつもり」は一種の安定状態のため「よりよくわかろう」とする行動を阻害すること。
  • 「よりよくわかる」ためには、「わかったつもり」の状態に陥ることを認識し、一度その「わかった」状態を壊し、一段上の「わからない」状態にする必要があること。

 

「わかりたい」という目標を達成するために、真逆の「わからない」状態を目指すのが自分1人では決して到達できなかった極意だと感じました。

 

本文中にある例題をこなすことで、自分がいかに「わかったつもり」であるか認識させられ凹みますが、その悔しさは今後の読書生活を有意義にすること間違いないと思いますので、興味があればチェックしてみてください! 

 

 

【わかったつもり 読解力がつかない本当の理由】ってこんな本です。

本書を簡単にまとめると、文章をより深く理解するためには「わかったつもり」の状態を抜け出さなければならないと説く一冊です。「わかったつもり」は一種の安定状態で、そこから先の探索活動を妨害していまいます。何を原因に「わかったつもり」に陥り、そこから脱出するにはどんな方法を用いればいいかが述べられていました。

 

本全体の構成に目を向けると、1章で「わかったつもり」には多くの人が陥ることを体感・認識し、2章で文脈の多様性と偉大さを体感することができ、「わかったつもり」を探索する地図と道具を整えます。3章で「わかったつもり」の特性、4章でその原因となる要素を知り、最後の5章で「わかったつもり」を壊し「よりわかった」状態への到達方法を学ぶことにつながります。

 

最後に簡潔なまとめがあるので、本書のエッセンスをすぐに知りたい人はそこだけ読めば時短になります。

 

とはいえ、本書に記載される豊富な具体例を読み、いかに自分が「わかったつもり」に陥っているかを体感し、その上で「よりわかった」状態に到達するために必要な道具を獲得していくのが良いと思います。道具を知ることと使えるようになるのは別だからです。

 

それでは全体の概要はこのくらいにして、いつものように本文中から気づきを得た3つの表現を紹介します。

 

【わかったつもり 読解力がつかない本当の理由】感銘を受けて行動や考えが変わった3つの表現 

「わかる」/「わからない」の分岐点

最初に結論をお伝えすると、「わかる」/「わからない」の分岐点になるのは「部分間の関連がつくかつかないか」です。

 

突然ですが、本文中に紹介されていた例文を読んでみてください。

布が破れたので、干し草の山が重要であった。

 

出典:『わかったつもり 読解力がつかない本当の理由』P.33  著:西林克彦

 

単語や文法、文章の構造がわからない人はいないと思いますが、意味的にわからなかったのではないでしょうか?ちなみに、デビっちんはしばらく考えてもわかりませんでした。

 

「布が破れた」という意味はわかりますよね。

「干し草の山が重要」という意味もわかります。

 

しかし、この2つの分が因果関係で接続されると突然わからなくなるから不思議ですよね。つまり、前の文章と後ろの文章に関連性が見いだせないから、文全体の意味がわからなくなっています。

 

では、次の単語があったらどうでしょうか?

 

 

パラシュート

 

 

「パラシュート」という一語があるだけで、先程の例文の意味がわかっちゃいます。

布が破れたので、干し草の山が重要であった。

 

出典:『わかったつもり 読解力がつかない本当の理由』P.33  著:西林克彦

 

スキーマの効用

 

パラシュートの布が破れて落下速度が速くなり危険。だからクッションとなる干し草の山があるかどうか重要だ。 

 

というように、「パラシュート」という単語で、情景がイメージでき、前の文章と後ろの文章の関連がついたので、「わかった」という状態になりました。

 

今回は「わからない」から「わかった」という状態の変化でしたが、部分間の関連が以前より、より緊密なものになると「わかった」から「よりわかった」「よりよく読めた」という状態になります。

 

ここからわかることは、本を読んでいて「わからないなー」と感じたら、どの部分と部分の関連がつかないかを見つけてみるのが1つの解になります。

本を読んで「わからない」ときにやるべきこと

どの部分と部分の関連がつかないかを見つけてみる

 

さらに転じて考えてみるとと、人にわかりやすい文章を書く際は部分間の関連性を意識すればOKってことだと感じました。例えば、文と文と、段落と段落、章と章、そうすれば多少文法や言葉の使い方が間違っても全体の印象としてはわかりやすく納得できる文章になるのかなーと感じました。

 

「わからない」のは、何と何の関連がついていないから?

 

文脈の多様性と偉大さ

文脈によって、受け手の持つスキーマのどれが発動されるかが決まります。つまり、文脈が異なれば、異なるスキーマが発動されます。

 

出典:『わかったつもり 読解力がつかない本当の理由』P.61  著:西林克彦

 

「文脈」をものすごく簡単に説明すると、「物事・情報などが埋め込まれている背景や状況」と言えます。

 

また、「スキーマ」とは、あることがらに関する私たちの中に存在している、ひとまとまりの知識のことです。

 

先の例文で言えば、「パラシュート」という単語を見て、

 

パラシュートの布が破れたので落下スピードが加速して危険

 

という知識やイメージを連想することが「スキーマ」です。

 

スキーマの効用

異なる文脈を使用すれば、以前はほとんど意識されないまま、漠然とした意味しか引き出していなかった部分が、はっきりと意識され、そこからより細かくクリアになった意味を引き出せる可能性が出てくるのです。

 

出典:『わかったつもり 読解力がつかない本当の理由』P.72  著:西林克彦

 

「よりわかった」状態に到達するためには、文脈を変えてくり返し読むのが効果的だとわかりました。ではどんな文脈を使えばいいかが問題になりますが、文脈は無数に見いだせるので、意識しないとそのときの気分によって変わってしまいます。

 

そこでデビっちんは、以下の3つの文脈を使って本を読むようにしています。

デビっちんが活用する3つの文脈
  • 著者の視点
  • 自分の得意なこと、熟達していることの視点
  • 今勉強していることの視点

 

ある程度文脈を固定することで、部分間の新たな関連を見つけやすくなるのでオススメです^_^ただ何回も何回も数をこなしても得られるものが少ないと感じている人は、文脈を意識してくり返し読むようにしてみてください!

 

文脈を変えて、何度も読む!

 

「わかったつもり」の原因と壊し方

「わかったつもり」になってしまう原因は大きく3つに分類されます。

  • 「全体の雰囲気」という魔物
  • 文脈の魔力
  • ステレオタイプのスキーマ

 

「わかったつもり」から「よりよい読み」へは以下のステップで進展します。

よりよいよみへ向けた4つのステップ
  • 「わかったつもり」の状態を認識する
  • 新たな文脈による、部分からの新しい意味を引き出す
  • 引き出された意味による矛盾・無関係による「わからない」状態
  • 新たな無矛盾の関連づけによる「よりわかった」状態

 

ここで需要なのはステップの1番最初だと感じています。

「わかっている」けれど「大雑把」――通常これが私たちの一読後の状態です。すなわち、私たちは、一読後は、まず「わかったつもり」の状態にあるのです。

 

出典:『わかったつもり 読解力がつかない本当の理由』P.168  著:西林克彦

 

いつでも「わかったつもり」であるという状態を認識できないと、その次の探索をしようと行動できないからです。

 

  • 自分はまだ「わからない」状態である
  • この物語をもっとわかりたいと思う

 

その状態をが普通にならないと、同じ本を何度もよむことで新たな文脈を活用し新しい意味を引き出し、それまでの理解に対する矛盾や関係の「わからなさ」を克服し、「よりわかった」状態に至ることはできないです。世の中には情報が溢れ、もっと他の情報を求める方が有意義だからと感じるからです。

 

 

おわりに

好きな人と「つきあいたい」と思って色々努力してがんばって、いざ「つきあった」ら、満足して今までのキラキラ感がなくなる。そんな人いますよね……。

 

デビっちんはそんな人間じゃないと思っていましたが、本に対しては同じような扱いをしていたんだなと反省されられる内容でした。

 

「わかった」ことに満足せず、「わかった」状態を一度壊して「わからない」状態にし、「よりわかった」状態につなげることを強く意識して本を読んだり仕事に結びつけたりしていこうと思います。

 

ということは、恋愛でケンカすることは全然悪いことじゃなくて、より仲良くなるために必要なイベントなのかもしれないです。

 

ケンカ = 「わかった」状態を一度壊す

 

より仲良くなるという目的がないとダメですけどねー。  

 

 

読解力を上げたい人は、こちらの本と併せて読めばより効果的です!

 

別の観点から「よりわかる」ための問いの立て方が解説されています。

www.kousokutairyoinfo.com

 

 知っていることと考えることの違い、数字が出てきたときに考えるべきことが解説されています。

www.kousokutairyoinfo.com

 

 

それでは今回はこのへんで。

デビっちんでした♪

 

 

【はてなブログ】会話形式の吹き出しを文字数に応じて自動調整できるようにしてみたよ!

はてなブログで吹き出しの文字数を自動調整する方法

 

ブログを書いているなら、吹き出しを使って会話形式にしているブログを見て、

  • 楽しそう!
  • わかりやすい!
  • 自分も使ってみたい!

 

と思ったことはありませんか? 

 

デビっちんも吹き出しを使ってやってみたいと思っていたんですが、難しいだろうなと思って敬遠していました……。でもやっぱり、やってみたいと思って調べたら、先人の知恵のおかげで実装することができました^_^

 

しかし、より見た目をよくしたいと欲を出してしまってから時間がかかって大変でした。WordPress主流の中、はてなブログにそのまま使える解説記事が少なかったからです。最終的には自力でCSSコードを改変して狙った動きを実現しました。

 

今回、はてなブログを使用している人のお役に立てればと思い、会話形式の吹き出しの文字数を自動調整するコードと実装方法を記事にしました。 

 

以下に当てはまる人に特におすすめです。

  • 吹き出しの幅を文字数に応じて自動調整してみたいけど挫折した
  • 時間が足りない
  • CSSやプログラミングの知識はないけど簡単に実装したい

 

コピペ用のコードを記載しているので、ぜひ文字数に応じた吹き出し形式を実装し、ブログライフを楽しんでください!

 

 

吹き出しで会話形式にするための準備とカスタマイズ方法

会話形式の絵

吹き出し用アイコン画像の準備

吹き出しといったら顔が写った画像を用意する必要があります。

 

参考にさせていただいたのは以下のサイトです。

mamazakki.hatenablog.com

 

丁寧に解説してくれているので、大変わかりやすかったです^_^

 

吹き出し機能の実装

調べてみたところ、吹き出しを出すには色々な方法がありましたが、HTMLの変更を最小限にしてくれている以下のサイトを参考にさせていたきました。

www.notitle-weblog.com

 

吹き出しを使うことに対するハードルがめっちゃ下がります!

 

上記サイトに従って、CSSのコードをコピペして少し変更するだけで吹き出しを出すことができます!

 

吹き出しを出せるようになったはいいが、ちょっとダサい

何個か試しに吹き出させてみて感じたのは、短い文字数のときに吹き出しの余白が多くて、もうちょっとカッコよくできないかなーという不満でした。

 

じゃー、文字数にあわせて吹き出しの幅が自動的に変わるといいね。

 

それができるといいね^_^
やってみよう!

  

吹き出しをすぐ出せたし、ちょっとググればすぐできるだろうと思っていましたが、それは甘い考えでした。

 

WordPress用の解説記事はバンバン出てくるのに、はてなブログの記事で探せども探せども簡単にできそうなものが見つからない……。

  

調査沼にハマりそうだったので、一旦諦めて自分でやってみることにしました。

 

吹き出しを文字数に応じて自動調整するCSSコード

CSSを少し変えてはプレビュー画面を確認、その往復をすること数十回。調べては仮説を立て、何度も失敗をくり返し、ついに狙った動きになりました^_^

 

そのCSSコードです!
コピペして使ってください! 

 

吹き出しを文字数に応じて自動調整するCSS

.entry-content .l-fuki,
.entry-content .r-fuki {
display: table; 
position: relative;
max-width: calc(100% - 120px);
box-sizing: border-box;
-webkit-box-sizing: border-box;
padding: 20px;
border-radius: 6px;
border: 2px solid #999;
box-shadow: 1px 1px 5px #aaa;
background-color: #fff;
z-index: 1;
}
.entry-content .l-fuki {
margin: 20px 20% 40px 0;
margin-left: auto;
margin-right: 20%;
}
.entry-content .r-fuki {
margin: 20px 0 40px 19%;
}

.entry-content .l-fuki::before,
.entry-content .r-fuki::before {
position: absolute;
content: "";
top: 16px;
width: 10px;
height: 10px;
border-right: 2px solid #999;
border-bottom: 2px solid #999;
background-color: #fff;
z-index: 2;
}
.entry-content .l-fuki::before {
right: -7px;
transform: rotate(-45deg);
-webkit-transform: rotate(-45deg);
}
.entry-content .r-fuki::before {
left: -7px;
transform: rotate(135deg);
-webkit-transform: rotate(135deg);
}
.entry-content .l-fuki::after,
.entry-content .r-fuki::after {
position: absolute;
content: "";
width: 80px;
height: 80px;
top: -10px;
border-radius: 40px;
border: 3px solid #fff;
background-size: cover;
background-position: center center;
background-repeat: no-repeat;
box-shadow: 1px 1px 5px #aaa;
}

.entry-content .l-fuki::after {
right: -110px;
}
.entry-content .r-fuki::after {
left: -110px;
}
.クラス名::after {background-image:url(画像のURL);}
.クラス名::after {background-image:url(画像のURL);}

 

コピペした後、一部書き換えが必要 

はてなブログの貼付け先は、以下の順番です。

「デザイン」

  ↓

「カスタマイズ」

  ↓

「デザインCSS」

 

以下の部分については、ご自身で書き換える必要があります。 

67行目:クラス名

68行目:画像のURL

 

やり方はこちらのサイトの説明がわかりやすいです!

【はてなブログ】コピペで簡単!吹き出しを使って会話形式にするカスタマイズ方法を試してみたよ! - アラフォーママの雑記ブログ

 

CSSコードの改変した部分の紹介

吹き出しで会話形式にするのをめっちゃ楽にしてみた【はてなブログ】 | SHIROMAG

上記、めっちゃ楽にする神コードから改変した部分を参考までに記載します。

  • 3行目:display: table;を追記
  • 5行目:幅の表記を変更
  • 17行目:margin-left: auto;
  • 18行目:margin-right: 20%;

 

こう書くとあっさりなんですが、HTMLもCSSもそんなに詳しくないので苦戦しました。

 

詳しくないCSSコードを自力で改変できたのは、学び方を知っていたから

何度も失敗しつつも、仮説を立て検証することで、最後に狙った動きができるようになったのは、以下のサイトでエクセルマクロを学んだ際の教え方にあります。 

「エクセルマクロ・VBA基礎編」講座と演習 | エクセルマクロ達人養成塾

 

有料講座ですが、価格の100倍以上得るものがあったと自信を持って言えます!

 

単純にエクセルマクロの書き方を学ぶだけでなはく、学び方そのものを学ぶことができたからです。実際に今回やりたかった会話形式調の機能を自分の希望通りに実装できました。

 

事務系の仕事だとExcel使うこと多いので業務の効率化に役立つことはもちろん、その空いた時間を新たに価値あることに注ぐことができます。

 

また、用意された道具を使う立場から自分で道具を作り出す方に転換することができます。

 

Excelの関数は便利ですが、自分でマクロを組めるようになると自由度は広がりストレスはグッと減ります。例えば、マクロの基礎を学んだら、VLookUP関数なんて面倒くさくて使えなくなります。

 

自分で問題を見つけ、自分で解決できるようになったら最高ですよね!

 

魚をくれるのではなく、魚の取り方を教えてくれているサイトがこちらです^_^

「エクセルマクロ・VBA基礎編」講座と演習 | エクセルマクロ達人養成塾

 

ついでに言うと、こんなのも自分で作れるようになりました!

 

www.kousokutairyoinfo.com

 

 

それでは今回はこのへんで。
でびっちんでした♪ 

 

 

論破力【感想・レビュー】~相手ではなく周囲の人たちに向ける力~

論破力、感想・レビュー

『論破力』という本の感想・レビューをお伝えします。

 

変な屁理屈ばかり言ってないで、さっさとやってくれよ

こちらのお願いに対して、また反論……

 

自分の言動に対して反対している相手を賛成に変えることができれば、どんなに人間関係のストレスが減ることか……。

 

いくら説得しても相手が自分の思いどおりに動かない、自分の意見に反対し続ける、決して妥協しない……、そんなときに「イライラ」がつのります。

 

そうななってしまうのは、あなたの「論破力」に問題があるからなのかもしれません。

 

 

KTK(高速大量回転)法の実践家デビっちんです。

今回は、 

 

論破力=説得力のある話し方

 

を高めて、人間関係のストレスを軽減するのに役立つ内容が盛りだくさんの本をご紹介します。相手を思いどおりにする技はもちろん、なぜ「イライラ」したり不愉快に感じているのか、自分自身の言動に気づきを与え、生活が楽に豊かになります。

 

本の概要とデビっちんが考えや行動が変わった部分をお伝えしますので、興味があれば、是非チェックしてみてください!

 

 

【論破力】ってこんな本です。

相手を論破することで有名な、ひろゆき氏の著書です。

 

「論破する」というと言葉の力で相手をコテンパンにねじ伏せるような印象を持っていましたが、いかに周囲の人たちに自分の方が正しいと思わせるような「印象」を与えることが著者ひろゆき氏の考える「論破力」です。

 

「論破力=説得力のある話し方」

 

ですが、高めた論破力を向けるべき対象は、議論している相手ではなく、議論を見聞きしている周りの人です。なぜなら当事者2人同士では議論の決着はつかなく、議論の勝ち・負けをジャッジするのは当事者以外の人だと解説されていたからです。

 

議論している手強い相手にYESと言わせる説得する方法はもちろん、観客の心を揺さぶるテクニックや試合に負けても勝負に勝つ方法、イラッとしたときの解消方法まで、全部で45の技が紹介されていました。 

 

自分に自信がある人はどんどん実践して生活を楽にすることができる内容だと感じました。反対に自信がない人は、理屈はわかるけどそんなことできない……となるような気もしました。

 

とはいえ、1つでも2つでも実践するだけで楽に生きられるようになるんじゃないかなーと思いますし、実践することで新たな気づきや学びに出会えるはずです。

 

それでは全体の概要はこのくらいにして、いつものように本文中から気づきを得た3つの表現を紹介します。

 

【論破力】感銘を受けて行動や考えが変わった3つの表現  

意見を言わずに事実を言う

論破力というと、論理の力で理詰めに相手を説き伏せるイメージがありましたが、自分の考えではなく事実をベースにして話すことが大切です。自分の考えをいかに納得感のあるように伝えられるかを訓練して生きてきましたが、考えの元になる事実を全面に出す方が効果的です。

 

 おいらの場合、自分の感情ペースで話すことがほとんどないのですよ。「こういう事実がありますよね」という事実ベースの話をしていることが圧倒的に多い。結局、事実に対抗するものはすごく難しいということなのですね。

 

出典:『論破力』P.20  著:ひろゆき[西村博之]

 

もっともらしい意見よりも事実のほうがだんぜん強いということなのですよ。

 

出典:『論破力』P.22  著:ひろゆき[西村博之]

 

優れた意見をどう伝えるかよりも事実ベースで話す!

 

1対1は厳禁、必ず「ジャッジ」をつける

1対1は厳禁、必ずジャッジのいる場で議論する

テレビやネットの討論番組には、必ずそれを見ている人がいて「誰が買ったか、負けたか」を常に判断しています。じつはビジネスシーンでも同じで、議論の場にはそれを見てジャッジする人がいるわけです。つまり、大事なことは目の前の相手と討論することよりも「見ている人に自分をどうプレゼンするか」だと思うのですよ。 

 

出典:『論破力』P.54  著:ひろゆき[西村博之]

 

仕事の連絡でChatWorkというコミュニケーションツールを使っています。

 

チャットワーク

https://go.chatwork.com/ja/ 

 

1対1のチャットは、他の人のことを気にしなくてよく楽なので使っていましたが、本書を読んでからは1対1は最小限にしてグループチャットで連絡をとるようにしました。

 

相手そのものを対象とせず周囲のメンバーにどう見えるかを考えるようになると、相手を説き伏せた自己満足や説き伏された不満足感に一喜一憂することがなくなります。

 

一方で、どうしても1対1にならざるを得ない状況もありますが大丈夫です。その対策もバッチリ解説されていました。

 

1対1場は相手に一方的に言わせておいて、こちらはただただ聞いておく。必要であれば言葉だけ謝罪をしておく。その後で、関係者がわかるチャットやメールで、議論の内容、相手の言い分、自分の考えを記載して、読んだ人にジャッジしてもらうようにすればOKです。

 

時間差が生まれてもいいから観客のいる場所を必ずどこかにつくって、ジャッジの前で議論するようにする。

 

出典:『論破力』P.68  著:ひろゆき[西村博之]

 

議論するならジャッジがいるところで!

  

いざというときのための論破力

人間関係のストレスを減らすことで自分が楽になったり幸せを感じることが目的であれば、論破力を使って相手を説き伏せるのが最終的なゴールではないかもしれないこと。

 

「論破力」を使って自分の周りの環境を変えるのも一つの手ですけど、そういった武器を持っていてもあえて使わないことで、心の余裕が一段増えたりもするんですよね。 

 

出典:『論破力』P.245  著:ひろゆき[西村博之]

 

「相手を論破することができればストレスが減って幸せになれる」そんな想いを持っていたデビっちんの考えの短絡さにグサッと刺さった一言です。だから本書を読んだんですけどね。

 

本書で学んだ技はいざというときに使える伝家の宝刀として日々研ぎ澄ましておくのも1つの考えなんだなと学びました。

 

奥さんやパートナー、取引先の人を論破しても、その後の関係にメリットないですからね。そんな人もいるんだと思えることで相手を赦せるようになります。

 

切り札は先に見せるな

見せるならさらに奥の手を持て

 

おわりに 

ひろゆき氏は頭が良く回転も速いからこそ、相手を論破することができるのだろう、と思っていましたが違いました。本文全体を通して相手の言動や仕草をこと細かに観察し、こう言ったらどんな反応をするか?という仮説を立て検証することを人一倍多く実践していることがわかったからです。

 

その背景には「相手にどう思われてもいい」「嫌われてもしょうがない」というスタンスがあり、以下の好循環が発動しているのだと感じました。

 

ゲーム感覚で気軽に相手の反応を得るから、どう反応するかのデータを得られる

     ↓        ↑

どう反応するかのデータが豊富にあるから、楽に相手の反応を試せる

 

相手の反応をみるための観察力を高めるための記事です。

www.kousokutairyoinfo.com

 

相手がどんな反応をするかのストックが多くなればなるほど、ますます相手を思いどおりにしやすくなります。そうすれば本書で紹介される45もの技を活用しやすくなるので、ますます人間関係での「イライラ」が減ること間違いなしです。

 

 

最後に、「論破力」は強力な武器で相手を思いどおりにしやすくなる力があります。

しかし相手を変えるよりも自分を変える方が簡単で弊害も少ないと、ひろゆき氏はあとがきで述べています。

 

本文を読んだ人はうっすらと理解してもらえてるかと思いますが、他人を変えるより自分を変えるほうが簡単なんですよね。不快な相手を変えるよりも、その相手を見ても不快に感じないように自分を変えるほうがよっぽど簡単だし確実で、副作用もなかったりします。

 

出典:『論破力』P.243~244  著:ひろゆき[西村博之]

 

他人を変えるより自分を変えるのに役立つ本の感想・レビューはこちらです。 

www.kousokutairyoinfo.com

 

 

それでは今回はこのへんで。

デビっちんでした♪